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古い扇風機を使っている方は注意しましょう

 夏至を過ぎて、暑さが本格化してきました。冬の間、押し入れの中などにしまっておいた扇風機を出してきて、使い始めている方も多くいらっしゃると思います。その扇風機ですが、いつごろ購入したものか覚えていますでしょうか。
 家電を含めた工業製品などの評価や審査を行っている、製品評価技術基盤機構のまとめによると、扇風機による事故が、2010〜2014年度の5年間で289件発生しているとのことです。うち95件は火災となっていて、使用の増える7月と8月が特に多くなっています。

 火災事故の起きた95件のうち、使用期間がわかったもの89件を調査したものが図になります。使用期間が20年を経過したころから経年劣化によるものが増えています。また、30年40年と使用期間が長くなると、さらに件数が増えています。
 これらの中には、死亡に至ったケースも2件あります。1件は使用期間が10年くらいで、もう1件が16年くらいとのことです。後者の16年使用の扇風機では、建物が全焼してしまい、3名の方が亡くなっています。

 扇風機は、構造が簡単であるためか、そうそう壊れるものではなく、長いこと同じものを使っているという方も少なくないと思います。しかし、モーター部分や内部の電子回路部分などにホコリが入り込み、回転を妨げたり、内部でショートしたりする可能性もあります。
 扇風機のフードの部分は掃除をすることがあると思いますが、モーター付近などのホコリも定期的に掃除機などで掃除することをおすすめします。前出の製品評価技術基盤機構では、年数の経った扇風機は、就寝時や人のいない場所での使用はしないように、また、使用しない時は電源プラグをコンセントから抜くように呼びかけています。

【参考情報】
安心豆知識「信号機とセキュリティ機器との共通点」
安心豆知識「「エネルギーの通り道」には注意が必要」

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰

事故の原因別の扇風機による
火災発生件数(製品評価技術
基盤機構のデータをもとに作成)


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