ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > もともとは、ある業界の集客キャンペーンの名称
時が過ぎるのは早いもので、今年も季節は初夏、ゴールデンウィーク(GW)に突入しました。GWは、戦後間もない1948年に、国民の祝日に関する法律が施行され、この時期に休日が集中して設けられたことがその大本です。最近はあまり聞かれなくなりましたが、GWを「飛び石連休」と呼ぶことがあります。休日が、水面を渡るための飛び石のごとく、飛び飛びで設けられたことから発しています。
戦後の復興期からその後の高度成長期にかけて、土曜日は休日ではなく、また祝日と日曜が重なった時にも休みの振替はありませんでした。加えて当時は、休日の谷間の休みを取りにくかったのかもしれません。そのため、人々は遠くには行かず、当時の娯楽の代表だった近場の映画館に殺到、各地の映画館は活況でした。
映画業界では、稼ぎ時のこの時期を「ゴールデンウィーク(GW)」と命名、一大キャンペーンとして、新作の封切りをこの時期にぶつけるなど、さらなる集客を行ったのです。映画業界に生を受けたGWという名称は、その後一般に広がり、今では普通の日本語として通用するまでになりました。ちなみにGWは、純粋に日本語(いわゆる和製英語)であり日本でしか通じません。
GWもこれから後半に入ります。行楽などで留守がちなこの時期、新作映画を見に行くなど家を留守にする場合には、戸締まりに気をつけ、泥棒被害に遭わないように十分に気をつけるようにしてください。
【関連情報 pick up!】
安心豆知識「必然的な留守」を狙う泥棒に注意
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |