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植物のセキュリティ対策

 これから暖かくなり、山菜の季節が始まります。今回は山菜をはじめとする植物がとったセキュリティ対策を紹介し、食のセキュリティについて考えてみます。

  ヒトが食べられる野菜と呼ばれる植物には、他の生き物にとっての毒が含まれる場合が少なくありません。例えばネギ類は、ヒト以外の動物にとっては猛毒であ ることが多いのです。このことは愛犬家、愛猫家にとっては常識になっていますが、学校などで、皆で「生きもの」を飼っている場合には注意が必要です。

  植物は、自分を食べる動物から逃げることができません。そのため多くの植物は、食べられることによって全滅しないように、「自らを食べる動物にとっての 毒」という鎧(よろい)をまとうセキュリティ対策にでたと考えられます。少し前に、カフェインのとりすぎによる事故が、日本で起きたことがニュースになり ましたが、コーヒーの代名詞のように言われるカフェインも、植物としてのコーヒーが、小さな虫などに食べられないようにまとった「天然の鎧」の一つなので す。また、この天然の鎧の成分が、たまたま人の体にプラスに働いて薬として認められ、薬草と見なされるようになった植物は少なくありません。

  私たちヒトは、多くの植物が持つ毒を解毒し食糧とできる、ある意味、特殊な能力を持った種だと言えます。この能力は、子どもの頃にはまだ十分ではない場合 もあるため、子どもに多く見られる野菜嫌いは、その解毒能力の未熟さゆえ、本能的に避けるようになったという理解も可能なのです。このヒトの解毒能力は、 決して植物全般に及ぶものではありません。そのため、天然ものだから安心、他の動物が食べているから大丈夫という考え方は危ないのです。

 日本は、食中毒が特に少ない国として世界的に知られています。多くの食物を安心して口にできる環境というのは、日々安心して生活する上で必要不可欠なものです。日本はその意味でもセキュリティが進んだ国なのです。

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セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文

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