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本日3月14日は、3.14という数字の並びから「π(パイ)の日」になっており、またその延長で「数学の日」ともされています。日本ではホワイトデーにもあたりますが、海外の大学の数学科などでは、お菓子のパイを焼いてお祝いするところもあるようです。
円の直径と円周の長さの比、円周率πは3.14の後に数字が不規則に無限に続く数として知られています。もともとは周囲を表す「ペリメーター(Perimeter)」の最初の文字「P」に相当するギリシア文字「π」で円周を表したことから、円周率にπが使われるようになったそうです。(「314」の鏡文字がPIE(パイ)に見える?という珍説など、諸説あります)
カメラなどの画像データを扱う技術に、円周率πは頻繁に使われています。また、円周率πを使った数学は、現代社会の根幹を支える技術として、セキュリティ用途も含めて幅広く使われるようになっています。
加えて、不規則に無限の数が並ぶ「円周率π」を、いかに早く、多くの桁数算出できるかは、現代社会のインフラとなっているコンピューターの性能を評価する一種の基準ともなっており、その意味でも数学は、現在社会を基盤から支える技術になっていると言えます。
円周率πに代表される数学は、日常生活であまり役に立たないと言われることがありますが、これは大きな誤解です。数学をベースとしたさまざまな知見は、セキュリティをはじめとして、私たちが生きる現代社会の根幹を支える、極めて重要なインフラの一つになっているということを、ぜひ覚えておいていただければと思います。
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