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「お客さまは神さまです」はセキュリティと関係する?

「お客さまは神さまです」、昭和の経済成長期に活躍した演歌歌手の非常に有名なフレーズです。この言葉は、「お客さまの言うことは、何でも聞かなければならない」の意味として、今でも使われることが多いのですが、その本意がこれとは違うということはあまり知られていません。

 先のコラムで、古から日本人は、周囲のさまざまなものに、特別な何かが宿っていると考え、八百万(やおよろず)の神と呼んで崇拝してきたことに触れました。歴史的に見ると、日本の芸能は、神仏への奉納するためのお供えとしての位置づけだったのです。お神楽などはその代表例です

 お客さまは神さまです。この言葉の本意は「舞台の上で自分は客席の中に神さまを感じる。自分はお客さまに宿る神さまに芸を奉納する立場なのだ」という一芸人としての覚悟だそうです。お客さまの中に特別な何かを見出し、真摯な気持ちで自分のできるすべてを捧げよう、という一芸人としての心根を語ったものが、この言葉だったということです。

 日本のお祭りは、日々の安寧のもと、人々が働き得られた汗の結晶であるさまざまな実りを捧げ、感謝することにルーツの一つがあります。その実りを妨げるものが災いであり、そのため人々は、実りを奉納することで、「広い意味のセキュリティ」である日々の安寧を願ってきたのです。芸能もこの実りの一つの形だったということです。

 現代においても、私たちが毎日働き、実りを得られるようにするためには日々の安寧は欠かせません。その意味で、「お客さまは神さまです」の心根は、広い意味でのセキュリティに関係しているのです。


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セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文

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