ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > インターネットブラウザを最新版にしましょう
あけましておめでとうございます。本年も「データから読む」をよろしくお願いいたします。
前回、セキュリティレベルの脆弱なパソコンから、インターネットバンキングのIDやパスワードが盗まれることについて示しました。古いOSであるWindows XPはサポートが終了しており、いまやセキュリティホールだらけのパソコンになっています。これを使い続けるのは非常に危険です。同様に、使用するブラウザのバージョンによっても危険性が異なってくるようです。
皆さんは、パソコンのブラウザは何を利用されていますか。Chrome(クローム)やFirefox(ファイアフォックス)を使われている方もいらっしゃると思いますが、多くのパソコンに標準でインストールされているInternet Explorer(以下、IE)を利用されている方も多いのではないでしょうか。
来週1月12日以降は、IEのバージョンを最新版にする必要があります。古いバージョンのIEでは、セキュリティ更新などのサポートが終了するためです。現状では、Windows VistaについてはIE9が、Windows 7以降のOSについてはIE11が、それぞれ最新のブラウザとなります。
ITセキュリティに関わるテストや分析などを行っているアメリカの機関NSS Labsの調査によると、悪意のあるソフトウェアに対するブロック率は、IE8では69%でしたが、IE11では99%以上になっているとのことです。ご家庭のパソコンの中で、古いバージョンのIEをお使いの方は、早めにバージョンアップを行ってください。
繰り返しになりますが、Windows XPを使い続けることは、非常に危険な行為です。パソコンの買い替えなどを視野に、早急に対応していただきたいと思います。加えて、ウイルス対策ソフトなどのセキュリティ対策もお忘れなく。
【参考情報】
・不正送金を防止対策「セコム・プレミアムネット」
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰
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