ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 「たびレジ」の1カ月の登録者数が5倍以上に
この年末年始に、帰省や旅行などで外出される方も多いかと思います。そして、海外に行かれる方も少なくないのではないでしょうか。近年は、行き先も多様になり、また、渡航の形態も、パックツアーから個人旅行までさまざまです。
このように、海外旅行は身近なものになりましたが、その一方で、事件や事故に遭われる邦人旅行者は増加しています。外務省の統計によると、在外公館などで取り扱った海外での事件・事故に関する援護件数は、10年前に比べて1割ほど増えています。
渡航前に、現地の治安情勢を確認して、十分に注意して行動していただきたいと思います。また、万が一に備えて、在外日本総領事館などの連絡先をあらかじめ調べておくことも忘れないでください。そんなときに役立つのが外務省の「たびレジ」です。旅の"たび"と、英語で登録を意味するレジスター(register)の"レジ"を合わせて、"たびレジ"の名称になっているようです。
「たびレジ」は、いざという時に在外公館などから緊急時の情報をメールなどで受けられるものです。日程や滞在先などを登録することで、緊急時には安否確認も可能です。2014年7月から運用を開始しましたが利用者が伸びず、月1万数千人の登録だったようです。しかし、先日のパリでの同時テロ以降は急増し、11月は5倍以上に増えたようです。
この「たびレジ」に渡航情報を登録すると、「旅のしおり」を印刷することができます。その中に、渡航先の在外日本総領事館などの連絡先が載っています。
筆者も、先日、ロンドンに行った際に「たびレジ」に登録して、「旅のしおり」をパスポートに挟んでおきました。幸いにも、これらの情報を利用することはありませんでしたが、今後も利用したいと考えています。また、2015年7月からは、スマートフォン向けの「海外安全アプリ」ができましたので、海外渡航のツールとして利用してみてはいかがでしょうか。
【参考情報】
・データから読む「海外で被害に遭う日本人は増加中」
・外務省海外旅行登録「たびレジ」
・旅行中のご自宅を見守ります「セコムホームセキュリティ」
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰
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