ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 子ども達にマイナンバーについての教育を
マイナンバーの通知が、各ご家庭に送られはじめています。政府の告示には「10月中旬から11月にかけて住民票の住所に郵送される」(その後、一部12月に入るとの報道もあります)とありますが、住民全員に送られるものであるため、すべてのご家庭に送られるにはまだしばらくかかるのではと思います。
「データから読む」でも紹介しましたが、マイナンバーの通知と同時に、それをネタにしてお金をだまし取ろうとする詐欺が現れており、中には、マイナンバーそのものを聞きだそうとする手口もあるようです。
マイナンバーの運用は、社会保障、税、災害対策の分野でスタートするため、言葉巧みに聞き出されたとしても、今すぐの悪用は難しいかも知れません。しかし、将来的には、いろいろな分野での活用が構想されているため、今、マイナンバーが漏洩すると、将来何らかの形で悪用されるリスクは否定できません。
特に気をつけなければならないのは、子ども達です。ネット上では、彼らが興味を持つような、例えば「占い」や「ゲーム」などを装って、マイナンバーを聞きだそうとする動きが見られるようになっています。
マイナンバーは、原則として生涯変わらず、自由に変更することはできない形で運用されます。子どもの時、不用意に漏らしてしまったマイナンバーは、その行為自体を忘れてしまった頃、すなわち成人した後、さらにはシニア層になった未来の時代に悪用される可能性があります。マイナンバーに関しては、特に「子ども達への教育、啓発」が欠かせないということを覚えておいていただければと思います。
【関連情報 pick up!】
・安心豆知識「マイナンバーを聞き出そうとする詐欺が急増中」
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |