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「誰も知らない何か」を明らかにする

 前回のコラムでは、誰もその存在を知ることができない「何か」は、存在するのかについて考えました。いつの時代にも、その時点においての「誰も知らない何か」を追い求めることは学問の最先端であり、誰も感知できない何かは果たして存在するのかは、それがいつかにかかわらず、あらゆる学問に共通する大きな課題なのです。

 ほんの100年ほど前まで、人が実感できる温度や、気体の圧力でさえ、その正体は明らかではありませんでした。これに対して、その当時の物理学者の世界では、確認されていなかった原子のような目に見えない粒子の存在を仮定して、これらの正体をうまく説明した一派と、人が確認できないものを仮定するのは間違いだとする一派の間で大論争がありました。やがて、見えない微粒子を確認する手法が発見され、今では圧力や温度の何たるかは、学校の理科の授業で教えられるようになっています。

 エンジンは、気体の温度や圧力の性質を使って動力を作り出します。温度や圧力の正体を知らなくてもエンジンは作ることができ、実際に20世紀のはじめごろまでのエンジンはそのようにして作られていました。しかし、これらの正体が明らかになった後のエンジンは、その知識を応用することで大きく進化したのです。

 これはセキュリティにもそのままあてはまります。セキュリティの正体が分からなくても、「セキュリティが維持された状態」は作ることができます。しかし、それを大きく進化させるためには、その正体が一体何なのかを知り、それを応用するための研究が不可欠なのです。

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セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文

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