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「それは存在するのか」という難問

 前々回のコラムでは、まだ一回も起こったことがなく、誰の考えも及ばない「悪い出来事」が起こる可能性(リスク)は「果たして存在するのか」という問題について考えました。経験のないものの存在は、元々は実体のあるものについて議論されていたものが、リスクのような形を持たないものにまで、拡張されて考えられるようになったものです。

 顕微鏡が現れる前の時代の中世以前、人々は、微生物を見たり観測したりできず、そのため、その存在がいるという知識や概念も持つことができなかったのです。このような状況で、当時の人々が、微生物の存在を考えるのが難しいのはお分かりいただけるかと思います。

 1000年先の未来、今はまだない観測技術が発明され、現在の人間がまったく知ることができない「何かの存在」が明らかになっていることでしょう。もしかすると、微生物の存在を今の小学生が知っているように、その何かの存在について、1000年後の小学生は、当たり前のように知っているかもしれません。

 しかし、観測技術のない今に生きる私たちは、誰もその「何かの存在」を知ることができず、知識のみならず、その概念すらも持つことができません。そのため、今現在、その「何かが存在する」と言える人は誰一人としていないのです。

 セキュリティでは、このように「誰の考えも及ばない」対象を相手にしなければならないことも生じます。私たちは、このような難問に対しても挑んでいかなければならないのです。

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セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文

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