ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー >
2012年 日本初、セット・解除が不要の
「次世代型オンライン・セキュリティシステム」を開発
セコムは、2012年3月にこれまで培ってきたセンシング技術や画像認識技術、個人認証技術、遠隔画像監視のオペレーションノウハウなどを駆使し、日本で初めてセット・解除操作が不要になる「次世代型オンライン・セキュリティシステム」を開発しました。
セコムのオンライン・セキュリティシステムは、1966年に日本で初めて開発して以来、進化と多様化を重ねてきましたが、警戒区域内に設置されたシステムを時間帯や必要に応じて、セットや解除といった操作をする必要がありました。警戒が解除されるのはたとえば企業であれば営業時間内、家庭であれば在宅時と、有人状態の場合がほとんどです。
しかし、近年は建物への侵入犯罪は有人時であっても発生するため、常時セキュリティシステムをセットする必要が出てきました。このたび開発したシステムは、セキュリティシステムのセット・解錠の操作が不要になり、その結果、警戒態勢が空白になる時間帯を作らないといった、これまでのセキュリティシステムの既成概念を打ち破る画期的なセキュリティシステムとなっています。
この次世代型オンライン・セキュリティシステムは、企業や家庭などの建物の外周にセンサーとカメラが一体となった屋外画像センサーを設置します。室内はセンサーの設置が不要となり、取り付け工事を軽減できます。そして、建物内に入る資格を持つ社員やご家族は入退室認証用のICタグを持っていただくだけです。
このシステムは、外周の屋外画像センサーにより24時間、敷地内への侵入を監視します。
そこに、入退室認証用のICタグを持つ社員や家族が入り口を通過すると、屋外画像センサーが ICタグの情報を認識し、建物内へ入ることができます。一方、I Cタグを持っていない人が入り口を通過しようとすると、屋外画像センサーが異常と判断し、セコムのコントロールセンターに異常信号と屋外画像センサーで撮影された画像を送信します。
これにより、これまでは有人時・無人時など必要に応じて行っていたセキュリティシステムのセット・解除といった操作が不要となり、24時間、建物を警戒状態にすることができます。この次世代型オンライン・セキュリティシステムは、主に倉庫や工場、研究所、ダム、発電所、福祉施設などや戸建て住宅で、建物への入退室資格者がある程度限定されている場所のセキュリティ対策に適しています。このシステムは、次世代型のオンライン・セキュリティシステムとして今後、セキュリティシステムのあり方を革新していくものと考えています。
【関連記事 pick up!】
・"全体像"で理解する読み解くセコム50年の歩み
セコム株式会社
コーポレート広報部
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |