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2010年 日本初の強盗を自動で検出するシステム
「インテリジェント非常通報システム」を開発
オフィスや店舗、金融機関などで強盗事件などが発生したとき、従来のセキュリティシステムでは、その場にいる人が「非常通報ボタン」を押すことによってセキュリティ会社に通報する必要がありました。しかし、とっさのことで通報ボタンを押せず、通報が被害発生後になるケースもあり、身の安全を確保できる、より確実で効果的な防犯対策が求められてきました。
この問題を解決したのが「インテリジェント非常通報システム」です。
貴金属の入ったショーケースや金庫など、重要物の周辺に、カメラとマイクを搭載した認識ユニットを設置するだけで、画像や音声から強盗発生の有無を自動で判別することができます。
「セコムIX」などのオンライン・セキュリティシステムと組み合わせ、異常を検出した際には迅速にセコムに通報することができます。「インテリジェント非常通報システム」の主な機能は次の通りです。
●不審者検知
覆面やフルフェースなどで顔を隠している人物を「不審者」として検知。
●複数人検知
金庫など正常であれば1人か2人で近づく重要物に複数人が接近すると「異常事態」として検知。
●悲鳴検知
悲鳴を「異常」として検知。そして、異常信号とともに画像と音声がセコムのコントロールセンターに自動的に送信され、安全のプロによる緊急対処はもちろん、必要に応じて110番通報します。
「インテリジェント非常通報システム」は、「セコムAX」や「セキュリフェースインターホン」「振り込め詐欺防止システム」などの商品開発で培ってきたノウハウと、最新の画像処理技術や音声処理技術の融合によって誕生したシステムです。
非常ボタンを押さなくても、システム自体が異常を自動的に認識し、自動的に通報するシステムは日本では初めてとなります。
2010年9月の発売と同時に、"近未来のセキュリティシステム"として大きな反響を呼びました。
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セコム株式会社
コーポレート広報部
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