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2004年 日本初のAEDをレンタルで提供する
「セコムAEDパッケージサービス」を発売
今では「AEDって何?」と言ったら笑われるほど社会に浸透したAED(自動体外式除細動器)。当初は人が大勢集まる場所に設置されましたが、現在は企業、さらには個人にまで普及。設置台数は公共の場所だけでも25万台にのぼると言われています。
そのAEDの普及が始まったのは、医療関係者だけでなく一般市民でも扱えるようになった2004年7月から。セコムでも、同年9月9日(救急の日)から「セコムAEDパッケージサービス」の提供を開始しました。
AEDは、心臓が心室細動を起こしたとき心臓に電気ショックを与えて心臓の状態を正常に戻す医療機器。そのため機器を売り切りにするのが一般的ですが、セコムでは機器一式をレンタルで提供し、バッテリーや電極パッドなどの消耗品を定期的に交換するだけでなく、故障時や盗難時に代替機器を提供しています。交換を忘れたり故障していたら、いざというときに人の命を救えないからです。
AEDを扱うときに大事なことは素早い対応です。心室細動を起こして1分後に使用すれば90%の確率で救命できると言われていますが、2分後なら80%というように1分ごとに10%ずつ低下するので、迅速に使用することが大事なのです。
もう一点は、AEDと一緒にCPR(心肺蘇生法)を行うことです。AEDだけの場合に比べると救命率が上がるからです。また、倒れた人がいたとき、手を貸す人が多いほど命を救う確率が高まるので、セコムでは入社時研修の際に両方の研修を行っています。
「セコムAEDパッケージサービス」の利用台数は、2013年3月末現在で約7万7000台に達しており、これまでスポーツクラブや学校で運動中に心停止になった人など約770名の方の尊い命を救っています。
このサービスを普及させればさせるほど、命を取り留める人が増えるので、1台でも多く、1日でも早く普及させるべく、"ALL SECOM"で取り組んでいます。
(参考)
・「セコムAEDパッケージサービス」
・「セコムAEDオンライン管理サービス」
・セコムグループの「メディカル事業」
・セコム防犯・防災用語集「AED」
(関連記事)
・セコム商品ニュース「『セコムAEDパッケージサービス』貢献事例は約770件を突破」
・現場レポート「AEDを使用した心肺蘇生法を学ぶセコムの研修」
・"全体像"で理解する読み解くセコム50年の歩み
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コーポレート広報部
普及が進む「セコムAEDパッケージサービス」
誰でも使えるAED(自動体外式徐細動器)
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