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自動車盗難事故の被害実態

 先日、日本損害保険協会が2012年11月に調査した自動車盗難事故実態調査の結果を発表しました。同協会では、毎年11月の1カ月の間に、保険会社22社が保険金を支払った事案をもとに、被害実態の調査を行っています。
 これによると、車両盗難のワースト1位はトヨタのハイエースで、6年連続のワースト1位となっています。次いでクラウン、セルシオ、プリウス、ランドクルーザーと続き、ここまで全てトヨタ車となっています。
 また、例年にない傾向としては、上位20車種の中に、トラックが6車種も入っていました(図中のオレンジ色)。これは、全体の12.3%にあたり、昨年2011年のトラック盗難は3車種4.4%のため、それと比べると大幅に増加しています。

防犯装備で盗難減少か
 車両盗難の上位20車種の台数としては、前年比で29.1%の減少となりました。これだけの減少となったのは4年ぶりです。4年前の減少率は24.1%だったので、今回はそれ以上の減少率です。
 車種別に見ると、ワースト1位のハイエースは、前年比42.7%の減少で、ランドクルーザーは60.3%の減少でした。ハイエースはイモビライザーが全車標準装備になり、ランドクルーザーは車台番号が外部から見えるようになったことで、犯罪の抑止効果が出ているのではないでしょうか。

保険金支払件数トップは千葉県
 車両盗難の多発している都道府県の保険金支払件数を見ると、ここ数年は愛知県がワースト1位、千葉県がワースト2位となっていました。しかし、昨年2012年の調査では千葉県が1位に浮上し、一方で愛知県は4位に後退しました。
 警察庁がまとめた2012年の都道府県別の自動車盗を見ると、1000台以上が被害に遭った県のうち、愛知県の減少率は36.6%と他を引き離しています。千葉県の統計を見ると26.7%の減少となっているので、愛知県が保険金の支払い件数ワースト1位から4位に後退したことも理解できます。

車内にバッグ類を残さないで
 車両盗難のほかに、車に関する犯罪として、車上ねらいがあります。カーナビをターゲットとした盗難件数は減っているようですが、一方で、バッグ類やタイヤ・ホイールの盗難割合がわずかではありますが、上昇傾向です。
 車から離れるときは、バッグなどは必ず持ち歩くようにしましょう。ウィンドウ越しに見える物があると、犯人をその気にさせてしまいます。犯人に機会を与えることのないように十分注意してください。

(参考)
万が一の自動車盗難に「ココセコム」

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰

車両盗難ワーストランキング(2012年11月、日本損害保険協会調べ)

車両盗難ワーストランキング
(2012年11月、日本損害保険協会調べ)



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