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1978年 日本初の海外進出、台湾に合弁で「中興保全」を設立
現在、セコムグループの海外進出先は19の国と地域に及びます。中でもセキュリティ事業は12の国と地域に進出していますが、最初に進出したのは台湾でした。
1978年1月に台湾の中興保全股份有限公司と業務提携を結び、「セコム方式」のオンライン安全システムの提供を開始しました。しかし当時、台湾では「安全」を買う企業はほとんどありませんでした。
当時の台湾にはオンライン安全システムはなかったので、「安全」とは何か、から始まって、安全を確保する仕組み、安全の確保によって得られるメリットについて説明しなければなりませんでした。セコムが草創期に経験したように、「営業」とは「説明・説得」でした。
台湾でオンライン安全システムの契約取得が軌道に乗り始めたのは、創業から10年を迎えた頃からです。
この頃、台湾は高度経済成長期に突入し、まず金融機関や大手企業、次いでホームセキュリティシステムを発売してからは高額所得者が契約するようになっていきました。そして、オンライン安全システムの必要性が理解され始めたのです。
以後、台北市から台湾全土にオンライン安全システムの普及が加速し、1993 年には台湾株式市場に上場を果たすまでになり、台湾に安全産業を確立しました。中興保全はいま、台湾のセキュリティ業界を牽引(けんいん)するトップ企業として不動の地位を築いています。
今では台湾全土に拠点を持ち、公共施設、オフィスビル、商業施設、学校、病院から家庭に至るまでオンライン安全システムを提供しています。台北市など、主要都市では至る所でセコムのステッカーが見られます。また、中興保全グループとしてもさまざまな分野の安全を提供しており、例えば常駐警備サービスや現金護送サービスなどのグループ会社があり、常駐警備サービスでもトップのセキュリティ会社となっています。
(参考)
・"全体像"で理解する読み解くセコム50年の歩みはこちら
セコム株式会社
コーポレート広報部
台湾・中興保全股份有限公司の
コントロールセンター
台湾・中興保全股份有限公司の
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