ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー >
1975年 世界初のCSS(コンピューター・セキュリティ・システム)を開発
1975年3月1日、東京・晴海にあったコントロールセンターで、世界で初めてのCSSが稼働を開始しました。
それまでの「SPアラーム」は、ご契約先とコントロールセンターを通信回線で結び、ご契約先に設置したセンサーが異常を感知すると、コントロールセンターの監視ユニットに並んだご契約先のランプが点灯するシステムでした。
そのため、管制員は24時間365日途切れることなくランプを監視していなければなりませんでした。
「SPアラーム」は発売後、たとえば専用回線だけでなく一般公衆回線で使える「SPアラームホン」を開発するなど、システム・機器のバージョンアップを重ねていきましたが、異常発生を人の目で確認する方式は変わらなかったのです。
これはたいへん非効率であり、ランプの点灯を見落とすミスが起きてもおかしくありません。
そこで、ご契約先から送られてくる異常情報をコンピューターで一元集中管理し、自動的に管制卓のモニターに「異常発生時刻」「異常内容」「ご契約先情報」などを表示できるようにしました。
このCSS が稼働したことで、「SPアラーム」の安全性と業務効率が飛躍的に向上したのは言うまでもありません。
このとき、セコムのオンライン安全システムの基本ができ上がったので、CSSの開発はモニュメントと言っていい出来事でした。
このCSSの稼働によって、その後、「SPアラーム」の契約は急カーブを描いて伸びていくことになります。
(参考)
・"全体像"で理解する読み解くセコム50年の歩みはこちら
セコム株式会社
コーポレート広報部
世界初のCSSの開通記念式典
現在のコントロールセンター
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |