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1974年 横浜・青葉台に初の研修所「セコムHDセンター」を開設
セコムは研修所をヒューマン・デベロップメントの頭文字をとってHD センターと呼んでいます。社員の能力だけでなく人間性まで開発するという意味が込められたネーミングです。
そのHD センターを横浜市緑区青葉台に開設したのは1974 年です。これは創業者の飯田亮が1968 年から1972 年まで、全国の支社に出向いて、社員と酒を飲みながら会社や社員のあり方、そして将来構想などについて話し合った「社章を守る会」を引き継いだものでした。
当時、飯田は「自分の仕事の70%は人材育成だ」と言っていたとおり、率先して研修に当たりました。ただ研修内容は一般の研修とは趣を異にしていました。仕事で必要な知識やスキルの習得以上に、企業理念や社員が守るべき行動規範の浸透と社会人としての倫理観の涵養(かんよう)に重点が置かれていました。
セコムではサービスを開始するに当たってお客さまから鍵をお預かりします。いざというときに安全のプロが建物の中に入る必要があるからです。もし鍵を預けていただけなければ、信用していただけなければ、セコムの仕事は成立しません。ですから、お客さまから信用していただける社員になるための研修が必須だったのです。
このHD センターは、業容の拡大と社員の急増で手狭になったため、1982 年に静岡県駿東郡小山町に新築されました。以後、三重県名張市、熊本県阿蘇町、そして東京都多摩市と、HD センターは4 カ所体制となって現在に至っています。
現在は年間約230 コースの研修を実施しています。このため、企業経営に詳しいジャーナリストの間で「セコムほど社員教育に熱心な会社はない」と言われています。
システム開発と人材開発のどちらか一つでも欠けていたらセコムは現在のような成長を遂げることはできなかったでしょう。青葉台にHD センターを開設した意味はとてつもなく大きかったのです。
(参考)
・"全体像"で理解する読み解くセコム50年の歩みはこちら
セコム株式会社
コーポレート広報部
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セコムHD センター御殿場
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