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無施錠箇所からの侵入割合は平均45%に

 皆さんは、外出するときにご自宅のカギをかけていますか。「そんな、当たり前のこと聞いてどうするんですか」という声も聞こえてきそうですが、統計を見ると施錠をしていない方も多いようです。
 先日、警察庁から「平成23年の犯罪情勢」が発表になりましたが、その中に、泥棒がどのようにして住宅に侵入したかをまとめた部分があります。今年も、このデータから読みとってみたいと思います。

無施錠箇所からの侵入の割合が増加中
 右の図は、発生場所別に見た侵入手口を示しています。戸建て住宅でも、4階建て以上のマンションでも、3階建以下のマンションでも、無施錠箇所からの侵入がガラス破り侵入を追い越して、トップになっています。数年前と比較してみると、変化がよくわかります。

 2004年の時点では、戸建てのガラス破り侵入は44%でしたが、2011年は39%となっています。同様に4階建て以上のマンションでは30%が24%に、3階建て以下のマンションでは49%が37%に、それぞれ減少しています。
 一方、無施錠箇所からの侵入は、戸建てでは35%が46%に、4階建て以上のマンションでは17%が42%に、3階建て以下のマンションでは23%が44%に、それぞれ増加しています。

すべての場所でガラス破り侵入を越える
 通年データで発生場所別に、ガラス破り侵入と無施錠箇所からの侵入が逆転した年を見ると、戸建ては2009年に、4階建て以上のマンションでは2008年となっていました。最後まで残っていた3階建て以下のマンションは、ついに昨年2011年に逆転し、すべての発生場所で無施錠箇所からの侵入がトップとなりました。また、マンションでは合い鍵による侵入が年々増加しており、気になるところです。

泥棒が嫌がる対策を
 泥棒に入られないようにするには、泥棒が嫌がる面倒くさい仕組みをたくさん用意しておくことが効果的と言えます。泥棒にとって、ガラスを破ったり、カギを壊したりといった面倒なことをするよりも、カギのかかっていないところや、カギそのものを見つけることができれば、やすやすと侵入することができます。このような、泥棒にサービスポイントを与えてしまうようなことがないようにしてください。施錠励行や、ガラス・カギの強化、ホームセキュリティも泥棒にとっては面倒なものにあたります。

(参考)
・データから読む「戸建ての侵入手口も無施錠箇所がNo.1」 (2010/5/19)
・安心豆知識「ホームセキュリティと防犯理論」 (2009/10/26)
・泥棒の活動時間を奪う「セコム・ホームセキュリティ」

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

発生場所別の侵入手口(2011年)(警察庁)

発生場所別の侵入手口(2011年)(警察庁)

発生場所別の侵入手口(2011年)(警察庁)

発生場所別の侵入手口(2011年)
(警察庁)

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