ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 患者さんに密着した薬剤提供サービスめざす「セコム薬局」
セコムのメディカル事業は、1991年6月に日本初の民間による本格的な「在宅医療サービス」を提供したことから始まりました。「在宅医療サービス」は、「薬剤提供サービス」と「訪問看護サービス」により、サービスを開始しました。
現在では、「在宅医療事業」のほか、「IT・ネットワーク医療事業」「介護事業」「シニアレジンデンス」「健康・予防事業」といった幅広い分野で、さまざまなメディカルサービスを提供しています。
今回の現場レポートでは、セコム薬局杉並を訪ね、黒岩泰代課長に話を伺いました。黒岩課長は、病院で薬剤師の経験を積んだあと、セコム医療システムに入社。薬剤師としての経験やノウハウを生かし薬剤に関するさまざまな分野で活躍されています。
Q.現在のお仕事を教えてください。
現在、「セコム薬局」として、東京・武蔵境、杉並、新大阪の3つの拠点で薬剤提供サービスを行っています。医療機関が発行する処方箋の受付に加え、在宅で療養されている方に薬剤などを提供しています。また、訪問服薬指導や無菌調剤にも対応できる設備を整えています。
私は3つの薬局の責任者として、薬局の運営全般を行うと同時に、薬剤師という立場で、企業への衛生材料の提案や、企業内での医療情報の広報活動や教育まで、さまざまな仕事を行っています。
Q.仕事で心がけていることを教えてください。
私はもともと、外科病棟で薬剤師として働いていました。病棟で毎日患者さんに接するうちに、もっと患者さんの生活にあった医療に関わりたいという思いから、在宅医療サービスの分野に飛び込みました。
医療の提供は、常に患者さん視点にたったサービスで、患者さんの生活の向上が目的であるはずです。そのために私たちが提供するサービスは、患者さん一人ひとりに合った、オーダーメードでなければならないと思います。常に臨機応変の対応が求められますが、そこにこそ私の成長があるのだと思っています。
Q.サービスの強みを教えてください。
セコムの「薬剤提供サービス」の強みは、薬剤を提供するだけなく、セコムグループが培ったノウハウをもとに、医療の視点からもトータルでサービス提供できることだと思っています。
たとえば、薬剤師が、訪問服薬指導のためにお伺いした患者さんから、看護や介護の相談を受けた場合には、セコムの「訪問看護サービス」や「訪問介護サービス」を紹介することができます。また、インフルエンザが猛威をふるった時などは、セキュリティを導入しているお客さまに、セコムが販売する「インフルエンザ対策パック」などの医療用の商品を提供しました。このような時も単なる商品提供ではなく、医療の視点から何が今一番必要なことなのかといった情報を提供することで、正しくご使用いただくことができます。
このようにセコムグループの総力をあげて、お客さまに付加価値の高いサービスを提供できるのは大きな強みだと思っています。
Q.今後の抱負を教えてください。
私は薬剤師として、もっとこの職の幅を広げていきたいと思っています。一般的に薬局は、患者さんの処方箋を薬局で待っていることが多かったのですが、今後は薬剤師が薬局の外で、どんどん情報を発信し活躍できる場を探して行きたいと考えていますし、そのようなスタッフを育成して行きたいと思っています。
医療だけでなくほかの職種の方とも積極的に関わり、経験やノウハウを生かしてさまざまな視点から、より良いサービスが提供できるように取り組んで行きたいと思います。
(参考)
・セコム医療システム(株)「薬剤提供サービス」はこちら
・"全体像"で理解する現場レポート
セコム株式会社
コーポレート広報部
セコム医療システム(株)
薬剤サービス部
黒岩泰代課長
薬局で調剤される黒岩課長
東京・久我山駅前の
「セコム薬局杉並」の外観
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |