ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 「安全・安心」の中枢を担う、セコムコントロールセンターの管制員
セコムは、1966年にわが国初のオンライン・セキュリティシステムを開発しました。現在では、企業向けセキュリティシステムの契約件数は約83万7,000件、ご家庭向けセキュリティシステムは約77万7,000件と、多くのお客さまに「安全・安心」を提供しています。
オンライン・セキュリティシステムで中枢的な役割を持つのが、セコムコントロールセンターです。コントロールセンターでは、24時間365日、ご契約先のからの異常信号を監視するとともに、異常が発生した場合には、最寄りの緊急発進拠点から緊急対処員を急行させ、いち早くお客さまの「安全・安心」を確保します。
今回は、東京中央コントロールセンターを訪ね、田口文晃管制主幹に話を聞きました。田口管制主幹は、入社後、常駐警備システムや現金護送システムの業務を経験。その後コントロールセンターに配属となり、11年目を迎えます。さまざまなセキュリティのフィールドで経験を培ったセキュリティのプロフェッショナルです。
Q.現在の仕事を教えてください。
管制員の仕事は、地域ごとに決められた担当の管制卓に座り、ご契約先に設置されているセンサーなどの機器から送られてくる情報をもとに、お客さまへの連絡や緊急対処員の出動、必要に応じて警察・消防などへの通報を行います。
私の仕事は、管制員の指導育成をするとともに、管制員がより素早いオペレーションが行えるように環境作りをすることです。たとえば、ご契約先の情報が少しでも間違っていれば、正しいオペレーションが行えないばかりかお客さまをお守りすることができません。
管制員のオペレーション、緊急対処員の動き、ご契約先の運用など細かいことにも目を配り、「安全・安心」を支えていくことが私の役割です。
Q.仕事の中で心がけていることを教えてください。
管制員は、オンライン・セキュリティシステムの司令塔であり、管制員の判断一つで、重大な問題を発生させてしまうことも考えられます。だからこそ常に基本に忠実であるべきだと思っています。「ルールを守る」「報告をする」などもっとも基本的なことですが、そういった基本業務の積み重ねが、お客さまやフィールドにいる緊急対処員を守ることができるのだと思っています。
Q.セコムのコントロールセンターの強みを教えてください。
セコムが日本初のオンライン・セキュリティシステムを開発しましたので、マニュアル一つとっても長年蓄積されたノウハウがあります。また、管制員全員が訓練されたプロだということも大きな強みだと思っています。オペレーションについても一人の管制員がすべてを行うのではなく、チームでオペレーションを行っていきます。これにより、異常発生時にもすばやい対応をとることができます。
Q.今後の抱負をお願いします。
私が管制員になった11年前に比べても、セキュリティシステムは目覚ましい進化をしています。その分、お客さまの細かな要請にもお応えできるようになってきたと思います。
しかし、オンライン・セキュリティシステムは、人とシステムが一体となってこそ、最高のパフォーマンスが発揮できるものですので、システムを使いこなす私たちがもっと高い次元で成長しなければならないと思っています。
さらに管制員としてのスキルを磨き、チームでお客さまに最高の「安全・安心」を提供していきたいと思います。
(参考)
・"全体像"で理解する現場レポート
セコム株式会社
コーポレート広報部
東京中央コントロールセンター
田口文晃管制主幹
お客さま対応では
丁寧な対応を心がける田口主幹
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |