ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 屋外用携帯緊急通報システム「ココセコム」
「社会システム産業」とは、安全システムの普及を通じて構築してきた日本最大級の情報ネットワークをベースとして、社会にとって安心で、便利で、快適なサービス・システムを創造し、複合的・融合的に新しい社会システムとして提供する産業のことです。
今回のコラムでは、「社会システム産業」の中のセキュリティ事業から、今年で発売10周年を迎える「ココセコム」についてご紹介します。
「ココセコム」は、GPS (全地球測位システム)衛星と携帯電話基地局を利用した位置検索システムによる屋外用のセキュリティシステムです。2001年4月にサービス提供を開始し、今年で発売10周年。契約件数も、MVNO(*)として、約68万5,000件(2011年3月末現在)となり、大切な人や愛車の発見など、貢献事例も約4,600件(2011年3月末現在)にのぼります。
ご利用方法は非常に簡単で、「ココセコム」の携帯端末をお子さんや高齢の方に持っていただいたり、車やかばんに入れておくことで、行方が分からなくなった場合、パソコンや携帯電話からインターネット上の専用ホームページで、「ココセコム」の携帯端末の現在位置を確認することができます。
また、緊急時には、「ココセコム」の携帯端末の通報ボタンを押すことで、セコムのオペレーションセンターに位置情報とともに異常信号が送られます。オペレーションセンターでは、要請があれば、ただちに緊急対処員に現場急行サービスを指示するとともに、ご指定の連絡先にご連絡します。
さらに、ご契約者専用ホームページから「ココセコム」の携帯端末に信号を送信し、携帯端末を持つ方がスイッチ操作で応答したかで無事を確認する「しらせてコール」や、一定間隔で携帯端末をバイブ振動させ、その都度スイッチ操作をしたかで安全を確認する「みつめてコール」など、多彩なサービスで外出時の「安全・安心」を見守ります。
「ココセコム」は、本体の重量が約53グラムと小型軽量化されており、人が持ち運びするのはもちろん、車やかばんに隠すのにも最適です。また、機能やデザインもセキュリティに特化し、携帯電話と違いボタンがほとんどないため、お子さんや高齢の方でも緊急時に戸惑うことなく、通報ボタンの操作が可能です。通話やメール、インターネットなどの機能もないため、小さなお子さんで携帯電話を持たせるのが不安という場合にも安心してご利用いただけます。
小さな子どもを狙った犯罪や高齢化社会に伴う高齢の方の徘徊の問題、車やバイク、かばんの盗難など、外出時の不安が高まる現在、セコムでは、屋内だけでなく屋外の「安全・安心」についても、「ココセコム」を通じて社会に提供してきたいと考えています。
※「MVNO=Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者」とは、携帯電話などの無線通信ネットワークを既存の通信事業者から借り受けてサービスを提供することを指します。
(参考)
・ココセコム
セコム株式会社
コーポレート広報部
小型軽量な「ココセコム」携帯端末
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