ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > イギリスでも高い評価を受けるセコム
「社会システム産業」とは、安全システムの普及を通じて構築してきた日本最大級の情報ネットワークをベースとして、社会にとって安心で、便利で、快適なサービス・システムを創造し、複合的・融合的に新しい社会システムとして提供する産業のことです。
「社会システム産業」の構築をめざすセコムでは、国内にとどまらず、1978年の台湾進出を皮切りに現在18の国と地域で「安全・安心」を提供しています。今回のコラムでは、イギリスのセコムPLCについてご紹介します。
セコムは1991年に、イギリスに進出。1996年1月に、それまで買収によってセコムグループ入りしていたセコムキャロル(1991年買収)とアンバサダー・セキュリティ・グループ(1995年買収)を統合して、セコムPLCを設立しました。
イギリスは、日本よりもセキュリティの歴史が古く、早くから機械警備が普及していました。しかし、欧米では警報器の販売・設置会社とは別の会社が、監視業務および異常時に警察へ通報を行う仕組みになっていました。
そこで、セコムPLCは日本で定着したオンライン・セキュリティシステムの考え方を徐々に浸透させ、機器の販売・設置にとどまらずセキュリティをサービスとして提供することを始めました。
そうした努力が認められ、2007年にセコムPLCはイギリスの警備業界や警察の関係者が集い開催される「セキュリティ・エクセレンス・アワード」で「最優秀顧客サービス賞」を受賞。セコムのセキュリティシステムの優位性が、イギリスのセキュリティ市場でも認められました。
また、2008年には、イギリスの空の玄関口、ヒースロー国際空港のターミナルにある警察施設と、国際高速列車ユーロスターの二つの駅にある警察施設のセキュリティシステムを受注。
さらに、今年4月、イギリスの四大メガバンクの、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の支店約2,000店舗へのセキュリティシステムを受注。また、6月には、同国のセキュリティ会社「キャピタルQハイセキュリティサービスLtd.」を買収し、その顧客である、同じく四大メガバンクの一つであるHSBC銀行の国内の支店約1,500店舗にも、セキュリティを提供することになりました。
従来、欧米のセキュリティ業界にはなかったセコムのセキュリティシステムの考え方が受け入れられ、イギリスで3位のセキュリティ会社に成長したセコムPLC。セキュリティ先進国のイギリスでも、セコムグループならではの「安全・安心」を提供しています。
(参考)
・セコムPLC
セコム株式会社
コーポレート広報部
イギリスのヒースロー国際空港に
セコムのセキュリティシステムを導入
イギリスの美意識を考慮して設置された
「ベルボックス」
セコムPLCのコントロールセンター
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