ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 約60%のシェアを誇る、セコムの「オンライン・セキュリティシステム」
「社会システム産業」とは、安全システムの普及を通じて構築してきた日本最大級の情報ネットワークをベースとして、社会にとって安心で、便利で、快適なサービス・システムを創造し、複合的・融合的に新しい社会システムとして提供する産業のことです。
今回のコラムでは、「社会システム産業」の中核を担うセキュリティ事業から、セコムが日本で初めて開発した「オンライン・セキュリティシステム」についてご紹介します。
■日本初のオンライン・セキュリティシステム
セコムが日本初のオンライン・セキュリティシステム「SPアラーム」を販売開始したのは1966年。創業から数えて4年目のことです。
当時は、1964年の東京オリンピックを契機に、巡回警備と常駐警備サービスが飛躍的に伸びている時期でした。しかし、伸び続ける契約件数に対して、巡回警備や常駐警備サービスといった人的警備だけではやがて限界が来ると考え、将来の成長戦略として、日本初のオンライン・セキュリティシステム「SPアラーム」(当時)の開発に踏み切ったのです。
その後、1969年に発生した108号連続射殺魔事件の犯人逮捕に「SPアラーム」が貢献するなど、社会的認知も広がり、1970年代にはオンライン・セキュリティシステムの契約件数は飛躍的に伸びていきました。
また、新たな社会の安全ニーズに応えるように、1981年には日本初の家庭向け安全システム「セコム・ホームセキュリティ」を発売。1998年には、世界でも初めての画像監視技術を搭載したオンライン画像監視システム「セコムAX」を発売するなど、さまざまな業態・用途に向けた画期的なオンライン・セキュリティシステムを次々と開発してきました。
その結果、セコムのオンライン・セキュリティシステムは広く社会に浸透し、現在では、契約件数でも企業向け約82万8,000件、家庭向け(マンション向けセキュリティ26万件含む)約75万8,000件(2011年3月31日現在)といずれも国内で圧倒的なトップシェアを誇っています。
■セコム方式のオンライン・セキュリティシステム
オンライン・セキュリティシステムとは、ご契約先の建物に、侵入、火災、設備異常などを感知するセンサーやコントローラーなどを設置して、セコムのコントロールセンターと通信回線で結んで24時間監視。異常が発生すると管制員の指示で、最寄りの緊急対処員が現場に急行し、適切な処置を行うサービスです。また、必要に応じて警察や消防などへも通報します。
セコムでは、オンライン・セキュリティシステムの研究・開発から製造、営業、セキュリティプランニング、機器取付工事、24時間監視、緊急対処、メンテナンスに至るまで、トータルに運用・管理します。
セコムがこうした独自の方式を採用するのは、「私たちは機器を売る仕事をしたいのではなく、安全をサービスとして、提供する仕事をしたい」という考えと、「どこかの部分で他社に依存をしていては、安全は不完全なものになってしまう」という独自のポリシーがあったからです。そして、この他社にはない一貫体制が、高品質なセキュリティの提供につながっています。
このセコム独自のオンライン・セキュリティシステムは、台湾、韓国、中国などアジア諸国ではパイオニアとして、そしてトップカンパニーとして普及が進んでいます。さらにイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど欧米にも進出し、現在では海外12の国と地域でセコムのオンライン・セキュリティシステムを展開しています。
セコムでは、これからもオンライン・セキュリティシステムのさらなる普及を通じて、日本および海外の国々でも社会の安全化に取り組んでいきます。
セコム株式会社
コーポレート広報部
画像センサーを活用した
オンライン画像監視システム「セコムAX」
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