「社会システム産業」とは、安全システムの普及を通じて構築してきた日本最大級の情報ネットワークをベースとして、社会にとって安心で、便利で、快適なサービス・システムを創造し、複合的・融合的に新しい社会システムとして提供する産業のことです。

　セコムグループでは、「社会システム産業」の構築をめざし、現在、セキュリティを中心に、防災、メディカル、保険、地理情報サービス、情報系など新しい事業を創出し、トータルな事業展開を行っています。

　今回のコラムでは、防災業界のトップ企業である能美防災（株）の防災システムの中から、空間冷却システム「ドライミスト」と住宅用火災警報器「まもるくん」をご紹介します。

■空間冷却システム「ドライミスト」

「ドライミスト」は、周辺の気温を２〜３度低下させ涼しさを提供する空間冷却システムのことで、ヒートアイランド現象の抑制や空調の負荷を軽減します。

　2005年に愛知万博の会場に、暑さ対策の一環として｢ドライミスト｣を日本で初めて設置。以来、高い評価を受け、今では埼玉の熊谷駅や、東京の六本木ヒルズや新丸ビル、福岡の太宰府天満宮、全国各地の高速道路サービスエリア（パーキングエリア）などに設置され、道行く人の涼を呼んでいます。

■住宅用火災警報器「まもるくん」

　住宅用火災警報器は、セコムでも扱っていますが、能美防災の商品は「まもるくん」と言います。「まもるくん」は、煙か熱で火災の発生をいち早く探知する住宅用火災警報器のことで、緊急時には「火事です」と大きな音が鳴って、就寝時や不在時でも周りの人に知らせる優れもの。電池のもちが10年で、24時間365日故障や質問などに電話で応じる「まもるくん安心サービス」が付いた充実のサポート体制が特徴的です。

　住宅用火災警報器の設置が全国で義務付けられている現在、「まもるくん」を導入いただくことで今後の住宅火災発生時の逃げ遅れの防止が期待されています。

　空間冷却システム「ドライミスト」や住宅用火災警報器「まもるくん」をはじめ、さまざまな防災システムを提供する能美防災。セコムグループでは「社会システム産業」の構築をめざし、お客様により質の高い「安全・安心」を提供していきます。

（参考）
・空間冷却システム「ドライミスト」
・住宅用火災警報器「まもるくん」


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コーポレート広報部