ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > セキュリティシステムの進化に挑む「セコム開発センター」(2)
セコム開発センターでは、社会のニーズを先取りしたシステム、独創性のあるシステム、信頼性の高いシステムの開発に取り組んでいます。
前回の「現場レポート」に引き続き、セコムの開発センター、企業システム1グループの梶井俊幸担当にお話を伺いました。梶井担当は、セコムに入社して9年目を迎えます。
Q.大学ではどのようなことを専攻されていたのですか。
大学では、生体情報、脳や神経などについて研究をしていました。セコムでは福祉関連の機器も扱っていることを知り、よりよい社会にするために積極的にサービスを提供していくという、社会に対するアプローチに共感を覚えて入社しました。
Q.現在、どのような開発を担当されていますか。
企業向けのセキュリティシステムを担当しています。セコムでは、2011年3月31日現在、約82万8,000件の企業向けのセキュリティを提供しています。多くのお客さまがいらっしゃるので、企業向けのセキュリティシステムには、さまざまな種類がありますが、私は特にオンライン画像監視システム「セコムAX」や双方向画像監視システム「セコムIX」など、画像技術を使ったシステムの開発を担当しています。
画像技術については、たとえばカメラで考えると、世の中には他にもたくさんのメーカーがあります。セコムでは、機器本体の性能を高めるというよりも、その機器をどうサービスにつなげていくかを常に考えています。
人が人であることを認識し、人なのか、人ではないのかを判別する画像センシング技術は、セコムが長年研究をして、実運用によるデータ解析の技術を積み重ねているコア技術のひとつです。
Q.開発で苦労されていることを教えてください。
セコムでは、機器を販売し取り付けたら終わり、というものではありません。むしろ取りつけてからがサービスのスタートですので、運用面を考慮して開発する必要があります。
センサーやシステムも、どのような環境で動くのか、どのような機能が必要なのかを、過去の事例をもとに検証を行います。また、サービスを提供している間にも現地から開発センターへ不具合や要望のフィードバックがありますので改良すべきものには対応していきます。どのような環境でも確実に動作するようにシステム・機器の開発することがもっとも苦労するところです。
Q.今後の抱負を聞かせてください。
携帯電話のような、身近に使いたいと思ってもらえるような、生活に密着したサービスを提供できるようにしていきたいと思います。
(参考)
・"全体像"で理解する現場レポート
セコム株式会社
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