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東日本大震災の規模をデータから見る

 東日本大震災が発生してから、まもなく2週間を迎えようとしています。被害の状況が明らかになるにつれ、今回の地震の大きさを見せつけられるような気がします。
 しかし、少しずつではありますが、復旧・復興に向けて前に進んでいるのが感じられます。今回の震災に関するさまざまなデータが見られますので、これらをご紹介したいと思います。

・津波による浸水面積は、東京23区の3分の2
 今回の地震で被害が大きくなった一つの要因として、津波があげられます。それも、これまで思ってもみなかったような大規模の津波が、東北地方から関東地方の太平洋沿岸を襲いました。仙台市では、伊達政宗の時代から備えられてきた防潮林や防潮堤をあっさりと乗り越え、信じられないようなところまで津波が到達しました。

 入り組んだ地形が特長の三陸地方のリアス式海岸では、津波の進路が次第に狭くなっていくために、他の地域よりさらに高い津波が襲ってきました。そのために、被害のエリアは非常に大きくなり、国土地理院の分析では、浸水面積は400平方キロに及ぶとのことです。これは、東京23区の総面積の3分の2と同じ面積になります。

・太平洋の岩盤の崩れは500キロ
 今回の地震は、太平洋の海の下で、岩盤が大きく崩れたことによって引き起こされました。この崩れた断層の長さが500キロもあったのです。これだけの長さの地殻の変動があったために、大きなゆれを発生させました。さらに、この上に乗っていた太平洋の海水が大きく持ち上がったために、大津波を発生させ、太平洋沿岸地域を襲ったのです。

・震災による被害額は19兆円
 世界銀行の試算によると、今回の地震の被害総額は2350億ドル、日本円にしておよそ19兆円に上るとのことです。これは、阪神淡路大震災の被害総額のおよそ2倍です。日本政府の試算でも、15〜25兆円とのことで、今回の地震が非常に大きかったことを示しています。

・130の国と地域から震災支援の申し出
 政府や自治体が中心となって、今回の災害対策を進めていますが、ボランティアなどの支援活動も大きく動き出しています。また、各国からの支援の申し出も多く、130の国と地域に上ります。被害に遭われた方々が、少しでも安心して過ごしてもらえるように、多くの支援が集まっています。

 セコムも避難所の安心な衛生環境を守るため、500万枚(約10億円相当)のマスクと手指消毒剤1万リットルを被災地の避難所に無償で提供させていただきました。また、セコムのグループ会社であるセコム医療システム鰍フ提携病院である、新東京病院、千葉中央メディカルセンターから、医療救護班を派遣し被災地の医療支援も始めています。

 被災地の方々が、一日でも早く安心な生活を取り戻せるように、少しでもお役に立てればと思います。

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

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