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玄関を狙った泥棒のうち75%が労せず侵入した

 いよいよ今年も大詰めとなりました。すでに、お休みに入っている方もいらっしゃるかと思います。新しい年の準備は整いましたでしょうか。帰省や初詣、初売りの買いものなど、外出する機会も多いと思います。そんなとき、ご自宅の施錠を忘れずにお願いします。

 住宅侵入盗の多くは、ガラスの一部を割って侵入する傾向があります。しっかりと家じゅうの施錠をしてあったために、比較的、人目に付きにくいところにある窓ガラスを破って侵入したのだと思われます。

  ところが、施錠をしなかったり、忘れたりすると、泥棒はガラスを破るという面倒な"仕事"をせずに侵入することができます。そんな住宅が泥棒に見つかってしまったら、入られてしまう可能性が非常に高くなります。

 2010年の上半期のデータを見ると、無施錠箇所からの侵入したケースは、戸建てで40.2%、集合住宅で34.4%です。ガラスを割って侵入したケースに次いで多い手口となっています。これらはすべての侵入手口を合算したものですが、玄関だけに侵入箇所を限定すると、右の図のようになります。

 戸建ての場合は、玄関を狙った泥棒のうち4人に3人(75.1%)が労せずして侵入していることになります。集合住宅では、半分くらい(51.7%)の泥棒がドアノブを回したら入れたことになります。次いで、玄関からの侵入で多いのが合鍵を使った侵入です。戸建てで7.8%、集合住宅で23.3%が合鍵で入られています。

 どのように合鍵を入手したのかは、はっきりとわかりませんが、以前に住んでいた人が使っていた鍵が流出した可能性も否定できません。また、間違っても、庭先の植木鉢の下に合鍵を隠すようなことはしないでください。

 玄関からの侵入は、統計的に見ると、窓からの侵入に比べて少ないことは確かです。玄関よりも窓の方が、戸建てで4倍、集合住宅で2倍も狙われています。しかしながら、無施錠状態の玄関を見つけられてしまったら、やはりそこから入られてしまいます。お出かけになるときは、玄関も含めてすべての家の中の施錠を再確認してください。そして、楽しいお正月をお過ごしください。

 
セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

 
玄関から侵入の住宅侵入盗の手口
(警視庁2010上半期)
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