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もし、1日前に戻れるなら 〜350の貴重なデータ〜

 今度の日曜日、1月17日は、阪神淡路大震災からちょうど15年という日です。あの朝、突然襲った大きな揺れは、とてつもなく大きな爪あとを残していきました。被災者の方々はその瞬間、何が起きたかわからなかったといいます。飛行機が落ちたかと思ったという方や、六甲山が噴火したかと思ったという方、とにかく何が何だか分からなかったそうです。よく、地震が来たら、ガスを止めて、ドアを開けて、机の下などに隠れて身の安全を確保、などと言いますが、実際はそんな余裕はなかったのではないでしょうか。
 
 皆さまのご家庭では、地震などの災害に備えて、何らかの準備をされていると思います。非常用持出し袋を準備したり、家具の転倒防止対策をしたりしていると思います。しかし、実際の災害を体験して、初めて気がつくことというものもあるはずです。その意味でも、災害を体験した方のお話に耳を傾けることは、リスクコミュニケーションの第一歩です。

 筆者自身も、幸か不幸か大きな災害に遭遇したことがありません。そこで、災害体験者の声を簡潔にまとめたサイトがとても役に立ちます。内閣府が2006年度から行っている、「一日前プロジェクト」です。地震や水害などの災害に遭われた方に、「もし、あの時に一日前に戻れたらどうしますか」ということでお話をお聞きし、そこから導き出される教訓などをエピソードとして集約しようとする活動です。これらを見聞きすることで、災害を疑似体験し、防災対策に役立てようというものです。

 2008年度までの3年間でおよそ350のエピソードが集められています。津波を体験された方は「もっと早く逃げれば良かった」とか、地震を体験された方は「家具を固定していれば良かった」とか、水害を体験された方は「水防訓練をしていて良かった」など、本当に貴重な体験談が多数まとめられています。

 これらのエピソードは、内閣府のWebサイト「災害被害を軽減する国民運動のページ」の中の「一日前プロジェクト」で見ることができます。阪神淡路大震災はマグニチュード7.3だったとか、亡くなった方は6434人とか、どんなに細かく正確な統計数字よりも、災害の実際を表していると思われます。災害別に、地震、津波、風水害、火山などに分かれています。全て読んでいただきたいですが、関心のある一部分を読んでいただくだけでも、学べるところは多いと思います。



セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

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