「第18回全国地域安全マップコンテスト」にセコムが協賛

2月13日(木)、スクールユニフォーム総合メーカーであるオゴー産業株式会社主催の「第18回全国地域安全マップコンテスト」の最終審査会に、IS研究所の舟生岳夫主務研究員が特別審査員として参加しました。

「地域安全マップ」とは、子どもたちが実際に自宅周辺や通学路を観察しながら歩き、危険な場所や安全な場所を書き込んで作るオリジナルの地図のことです。このコンテストは、子どもたちの危険予測能力・危険回避能力を高め、地域の防犯活動に役立ててもらうことを目的としています。セコムはコンテストの趣旨に賛同して2006年から協賛してきてました。

今回は、全国の小・中学校、高校や児童クラブなどの団体から344名が参加し、計259点の応募作品が寄せられました。最終審査は、「犯罪の起こりやすい場所や安全な場所とそれぞれの理由が記載されているか」「地域住民の防犯に関するインタビューの内容が記載されているか」などのポイントを軸に進められました。夜間の防犯に特化してまとめた作品や、高校生が地域の子どもたちに向けた作品など、これまでにない観点で工夫を凝らした取り組みも見られました。なかには、作成過程で見つけた危険なポイントをまとめて市に報告して改善してもらったというものもあり、子どもたちの安全・安心への意識の高さに審査員一同驚く場面もありました。

IS研究所では、子どもの安全に関する研究を行っています。これからも「地域安全マップ」をはじめ、安全・安心に係る知見を積極的に発信し、社会への貢献を続けてまいります。