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家庭の防災対策

火災の原因は「たばこ」や「こんろ」

2021年8月6日

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火事になる原因を知って火災を防ぐ

2019年 主な出火原因(上位10位)(2020年消防庁調べ)
2019年 主な出火原因(上位10位)
(2020年消防庁調べ)


火事のニュースを耳にしない日はないといっていいほど、毎日どこかで火災が発生しています。2019年の出火件数は、37,683件。1日あたり約103件もの火災が発生しています。


火事の恐ろしさは、家や財産だけでなく、生命まで奪い去ること。
2019年の建物火災による死者は、1,197人(放火自殺者等を除く)。そのうち、なんと83.5%が住宅火災によるものです(消防庁「令和2年版消防白書」)。

 


■住宅用火災警報器は設置されていますか?


消防庁によると、2019年中の住宅火災による死者数は899人。そのうち、逃げ遅れが446人で49.6%を占め、最も多くなっています。


つまり、「火災の早期発見」が、非常に重要であることが分かります。


そこで火災の早期発見に役立つのが住宅用火災警報器」です。


日本では消防法改正により、2011年6月以降すべての住宅において住宅用火災警報器の設置が義務付けられました(特に罰則規定はありません)。


消防庁の発表によると、2020年7月1日時点の全国の設置率は82.6%と、ようやく80%の大台に乗りました。しかしながら、近年、設置の上昇率は年率1%未満と、鈍化しているようです。


住宅用火災警報器の普及と火災死者数減少の関係は、1970年代に設置を義務付けたアメリカで実証されています。


普及率が10%程度だった頃の死者数が、6,000人程度だったのに対し、普及率が90%台に乗ってからは3,000人程度と半減しています。


日本でも設置を義務付ける前の2005年に1,220人だった住宅火災による死者数は2019年には899人まで減少しています。


設置がまだのご家庭は、身の安全を守るために一刻も早く住宅用火災警報器の設置を心掛けてください。


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■出火原因で多いのは「たばこ」と「たき火」


出火原因では「たばこ(9.5%)」「たき火(7.8%)」「こんろ(7.7%)」が上位を占めています。そして、建物火災で最も多いのは、台所のこんろ火災(13.6%)です。(2020年消防庁)


天ぷら油は加熱から15~20分で発火点に達するため、つい目を離してスマートフォンの操作、来客や電話に対応している間に炎が燃え上がってしまいます。こんろを離れるときは、必ず火を消しましょう。


火を使うときはこんろから離れないことが重要です。人間は、何か別のことを始めると、それまでやっていたことへの意識が薄れてしまいます。少なくともキッチンから離れないことが大切です。


自動的に作動する消火器それでも、万が一ということは考えられます。最近のこんろには消し忘れ防止の仕組みが備わっているものもあり、一定の時間が経過すると、自動で火を消してくれます。


また、火災になりそうなくらい火が大きくなってしまった場合には、消火器が必要です。レンジフードに取り付け、炎を感知すると自動的に作動する消火器もあります。


消し忘れを防ぐという事前の備えの部分と、万が一の火災が発生した場合の消火器という被害を最小限にくい止める部分、これらの両面を準備しておくことが、ご家庭を火災から守るためには大切です。

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■意外な原因で発生する火災


火災の原因には、思わぬ条件が重なっておこるものがあります。ここで紹介するのはどれも実際にあった火災の事例です。


●布団の横に置いてあった電子蚊取り器を、寝返りのときに布団に巻き込み出火
●ペットボトルに太陽光線があたり、レンズの作用で光が集束され出火(金魚鉢でも同様の事例があります)
●犬小屋に電気毛布を敷いたところ、犬が毛布をかみ、配線がショートして出火


そのほか、アロマキャンドルをつけたまま寝てしまい、近くにあったぬいぐるみに火が燃え移ったケースや、電気コードやプラグ、コンセントから出火するケースもあります。


どんな理由であれ、出火してしまったらいち早く感知し、初期消火することが大切です。


そのためには、出火を感知し消火する防火・消火設備が重要になってくるのです。今一度、ご自宅の防火・消火設備をご確認ください。



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