防犯 2026年02月06日

確定申告期間中の詐欺に注意

▼ 「確定申告詐欺」に関連する手口とは
確定申告の時期になると、税金や還付金の手続きを装った詐欺が増加します。
近年の特殊詐欺は、電話によるものだけではありません。
メールやSMSのほか、偽サイトなど手口が多様化し、巧妙さも格段に増しています。

特殊詐欺が起きる背景には共通点があるものです。

・多くの人が利用するもの
・期限があるもの
・対応しないと不利益がありそうなもの

これらは特殊詐欺を企てる者にとって、いわば「狙い目」。
確定申告はその条件を満たしており、特殊詐欺が横行する可能性が高いのです。

過去には、偽サイトへ誘導する広告も確認されました。
また国税庁を名乗る偽メールも確認されており、公式サイトでも注意喚起をおこなっています。


▼ 「確定申告詐欺」に引っかからないために
確定申告詐欺を防ぐためには、だましの手口に引っかからないことが重要です。
手続きをはじめる「入口」を意識的に管理することで、リスクを軽減できます。
次のポイントを意識しましょう。

・検索結果を過信しない
検索結果で上位に出てくるサイトが公式とは限らない状況が生まれています。
URLを確認して、怪しいサイトに誘導されないようにしましょう。あらかじめブックマークした公式サイトや、国の機関であれば「政府広報オンライン」から入るか、自治体などの案内に掲載されているQRコードからアクセスすると安心です。
また、スマートフォンであれば公式アプリを利用することも重要です。

・アクセス時はドメインを必ず確認する
アドレスバーに表示されているドメインが国税庁であれば「nta.go.jp」であることを確認しましょう。
見た目が本物そっくりでも、ドメインが異なるサイトは危険です。

・メールやSMSに記載されたURLは原則クリックしない
国税庁からのメールが送られてくることがありますが、原則として本文内にURLが記載されていません(例外として、登録情報を変更した直後に、到達確認のためのワンタイムURLが送信されることがある)。
身に覚えのないタイミングでURL付きのメールが届いた場合は、フィッシング詐欺を疑い、リンクは開かずに公式サイトを自分で確認しましょう。

・端末の基本的なセキュリティ対策も忘れずに
パソコンやスマートフォンにはセキュリティソフトを導入し、不審なサイトやフィッシングを未然に防ぐ環境を整えておきましょう。


▼ 「お金が戻る」「急いで」は詐欺を疑うサイン
特殊詐欺では、「お金が受け取れる」「未納がある」「期日までに手続きが必要」といった言葉が多用されます。
国の機関から税金や給付金などの知らせがあれば信頼してもおかしくありません。
しかし信頼感があるからこそ、冷静な判断を鈍らせることにつながっています。

たとえ国税庁を名乗っていても真偽はわかりません。
「期限」「未対応」「確認が必要」といった文言に、安易に反応するのは危険です。

また「毎年おこなっているから大丈夫」「見慣れた言葉が並んでいるから本物」「騙されるわけがない」といった慣れや思い込みも、詐欺につけ込まれる要因になります。

その「連絡」が「本物である」と確信できるまで慎重に対応するようにしてください。


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<監修>
濱田宏彰
セコム株式会社IS研究所リスクインテリジェンスグループ チーフ研究員
シニアリスクコンサルタント/防犯設備士/防災士/日本市民安全学会常任理事

濱田宏彰日本市民安全学会常任理事
濱田宏彰日本市民安全学会常任理事

侵入窃盗を中心にあらゆる犯罪情勢の調査研究を継続。各方面に対しセキュリティコンサルティングを実施。犯罪傾向・統計情報を基にリスクマネジメントの観点から、「安全・安心」な暮らしのためのセキュリティについて研究する日々。
地域の自主防災会では常任委員を務め、日々の防災活動にも注力。
また書籍『セコムが教える防犯プロのアドバイス』『タイプ別にみる働く女性の防犯対策 ライフスタイルWoman360°』などの執筆・監修に携わる。

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