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一般家庭の貯蓄が狙われている

 本日10月17日は「貯蓄の日」です。もともとは、神社で行われるその年の収穫に感謝するお祭りの日ですが、それにちなむ形で、お金を無駄づかいせずに大切にしようという思いを込めて日本銀行が定めたそうです。

 総務省の最新(2015年)のデータでは、日本の二人以上の世帯の貯蓄額は、概ね1千万円となっています(中央値で1054万円)。 貯蓄の種類を見ると、普通の預貯金が約20%、定期制の預貯金約40%、生命保険などが20%、有価証券が15%、金融機関外の現金などが数%となっており、一般家庭の「お金」の大部分は、「現金」としてその家に物理的に存在するのではなく、何らかの形で金融機関等に預けられているといえます。

 昨年、家庭を狙う窃盗と詐欺の被害金額の総額が入れ替わり、今では窃盗よりも詐欺の方が、被害金額が大きくなっています。犯罪者が一番手に入れたいターゲットはお金です。昨今の詐欺被害の増大は、一般家庭における貯蓄のほとんどを占める「金融機関に預けられたお金」を狙うために、犯罪者が、その手口を、窃盗などの物理的なものから詐欺などの心理的な手段にシフトさせてきた結果だと考えられます。

「ウチには盗られるモノが無い」少し前までよく聞くセリフでした。確かに「家の中にモノとして存在する現金」はあまりないのかも知れません。しかし、最近の犯罪者は、これを承知の上で詐欺などの知能犯罪の手段で、その家庭が「金融機関に預けているお金」を狙ってきているのです。

 個人世帯の貯蓄は犯罪のターゲットそのものです。一般家庭の貯蓄の類別から考えると、物理的に存在する財物や現金に対する防犯だけでなく、人の心理につけ込む詐欺への対策が必要になっていることが分かるのではないかと思います。

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セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文

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