ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > クレジットカードを安心して利用できるようにするためには?
先日、内閣府が調査した「クレジットカード取引の安心・安全に関する世論調査」が発表されました。
それによると、クレジットカードを積極的に利用したいと思う人は、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」を合わせて40%となり、「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」を合わせた58%に比べ、少ない結果となっています。
総務省の通信利用動向調査によると、ネット通販では、クレジットカード決済が6割ほどとなっていますので、店頭での支払いは依然として現金が多いということのようです。
クレジットカードを積極的に利用したくないと答えた人の理由を示したものが図です。
「クレジットカードがなくても不便を感じないから」という人が55%と最も多くなっていますが、2番目と3番目には「不正使用が気になる」という人が多くなっています。
カードそのものの紛失・盗難によって不正使用されるという人が41%、カードの情報が漏えいして不正使用されるという人が35%となっています。複数回答なので単純に足し合わせることはできませんが、「不正使用が気になる」という設問があったとしたら、最も多い回答になるのかもしれません。
今回の世論調査の最後で、クレジットカードの安心・安全な利用のために政府に力を入れてほしいことを回答してもらっていますが、「不正使用に関する取締りの強化」が57%でトップとなっています。次いで、「カード情報の保護、不正使用対策の強化などの法整備」が52%となっています。安心して利用できることを、誰もが望んでいることがこの結果からわかります。
【参考情報】
・データから読む「クレジットカードのなりすまし使用が増加中!」
・安心豆知識「現金は不思議な力を持っている」
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰
クレジットカードを積極的に利用したいと思わない理由(内閣府の世論調査より)
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