ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 7月4日にはバーベキュー?
7月4日は、アメリカ合衆国(米国)の祝日「独立記念日」です。梅雨のない米国では、初夏の過ごしやすい時期、アメリカ人にとって、昼間は屋外でバーベキュー(BBQ)、夜は各地で打ち上げられる花火を見て過ごすというのが、この日の定番の過ごし方となっています。
BBQは、ヨーロッパからアメリカ大陸への移民がはじまった当初(15世紀末頃)、そこで出会った先住民と移民、それぞれの肉の調理法が融合して、できあがったモノと言われます。その意味で、BBQは、現在のアメリカ料理の元祖とも呼べる料理だと言えます。
日本のお雑煮に地域差があるように、米国ではBBQにも地域による違いがあります。米国から日本に紹介されたBBQも、日本人の生活に溶け込んでいく課程で、日本文化の影響を受けて日本式に変化しました。もともとのBBQでは、調理と食事は切り離されており、通常の料理と同様、食材に火を通し、盛り付けたあとで食べるのが普通です。一方、日本のBBQは、焼きながら食べる、いわゆる「焼肉」の形態をとることが一般的です。火を通しつつ食べるという鍋料理文化の影響を受けて変化したのが日本のBBQだと言われます。
米国における7月4日の定番でもあるBBQですが、日本でも間もなく梅雨が明け、BBQの機会もあるかと思います。BBQでは調理時の火の扱いを十分に気をつけるようにしてください。また、食材の扱いにも注意し十分に火を通す、調理時の箸を使い回さないなど、食中毒の事故にも気をつけるようにしてください。「つつがない日々が続くこと」が(広い意味での)セキュリティです。BBQにおいてもこれは同様なのです。
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