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鬼は外、福は内 なぜマメを撒くのか?

 早いもので、今年も2月に入りました。今週半ばには節分、そして立春を迎え、暦のうえでは春となります。節分はもともと、新しい季節が立つ日の前日のことなのですが、今では、実質上、立春の前日、2月の節分を指す言葉になっているようです。

 日本では、古の時代より立春前の節分には、「鬼は外、福は内」のかけ声と共に「豆まき」を行う風習があります。このかけ声にある鬼とは、悪い出来事を象徴した存在であり、それに「魔滅(マメ)」をぶつけて追い払おうとするのが「豆まき」の大本です。

 日本人の、鬼の概念の成り立ちについては諸説ありますが、鬼(オニ)は穏、陰(オン)の音が転じて、「私たちが生活し、つつがない毎日を送っている世界に突然侵入し、それを乱す存在を表す言葉」として成立したものだと言われます。今言うところの日々の生活への、脅威を表す言葉が、鬼であるという理解ができるということです。

 日本人は、昔から折に触れて、つつがない生活を祈念し、鬼や魔という言葉で表される、悪い出来事が起こらないようにと願う行事をしてきました。節分に限らず、私たちが祖先から受け継いできた行事の多くは、日々の安寧を願うために行われています。近年になって広まった、「一年の幸多かれを願い、その年の幸福を招く方角(恵方)を向いて、恵方巻きを食べる節分の行事」も、日々の安寧を願う行為であるがゆえに、急速に広まったものと思います。

 大きな地震や風水害などの天災が多いという宿命を背負った国に住み、そこで日々を送っている私たち日本人は、何かにつけて「日々の安寧(広い意味でのセキュリティ)」を願わずにはいられないのです。

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セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文

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