ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 2015年の出来事を振り返る
今年もいよいよ押し詰まり、これが本年最後のコラムとなります。今回のコラムでは、今年起きた「安全・安心」に関係するトピックを取り上げ、一年を振り返ってみたいと思います。
まずは、天災関係から。元日からのいきなりの大雪で始まった本年は、9月には台風由来の関東・東北豪雨で鬼怒川が氾濫するなど、各地で甚大な被害をもたらしました。また、世界各地で台風被害が相ついで発生しました。
4月にはネパールの首都カトマンズで大地震が発生し、建物倒壊などで7千人を超える犠牲者がでました。日本人にとって人口密集地における地震は、決して他人事ではありません。地震関連では、9月には南米チリで発生した巨大地震によって、太平洋全域で80cmの津波が観測されています。また5月に鹿児島の口永良部島が噴火したほか、6月には箱根の大涌谷でも小規模噴火が観測されるなど、火山に対する警戒への意識が高まりました。
次は社会的出来事などです。海外でのMERS、エボラ出血熱などの蔓延が契機となって、日本でも感染症への意識が高まりました。
4月には、倒壊などの問題がある空き家に対し、自治体が撤去命令を出せるようになりました。これから人口減に向かう日本では、全国に800万戸以上ある空き家に対して、真剣な対応が求められるようになります。
10月から始まった個人番号(マイナンバー)の告知とともに、その扱いがニュースとなりました。11月にはパリで同時多発テロがあったこともあり、この6月に来年のサミット開催地に決まった伊勢志摩のみならず、日本全国でテロへの意識が高まっています。
さまざまなことがあった今年もいよいよ大詰めです。本年も「安心豆知識」をご覧いただきありがとうございました。皆さん、良いお年をお迎えください。
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文
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