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明日、11月19日は備蓄の日です。先ごろ、東京都が新しく設定したもので、「1年に1度は備蓄(19)の確認を」という語呂合わせのようです。
地震などの災害時は、自宅などに備蓄しておいた水や食料で生活することになります。以前は3日分の水や食料を備蓄するようにいわれてきましたが、いまでは一週間分といわれています。
備蓄の日を機会に、ご自宅の備蓄品の準備状況を確認してみましょう。
水や食料を備蓄していない方は半数以上
2013年の12月に調査した、内閣府の「防災に関する世論調査」によると、「大地震が起こった場合に備えて、どのような対策をとっていますか」との問いに、「食料や飲料水を準備している」と答えた方は46.6%となっています。また、「携帯ラジオ、懐中電灯、医薬品などを準備している」と答えた方は62.2%となっています。
東日本大震災の前の調査(2009年調査)と比べて、水や食料の準備については13パーセント増となっていますが、いまだ半数以上の方は準備していないようです。
水や食料も大事だがトイレも大事
"一週間分"というと、おおごとのように聞こえますが、防災備蓄専用の食料だけを考えずに、いつも使ったり食べたりしているものの延長で考えてみれば、そんなに高いハードルではありません。
まず、電気の供給がストップした冷蔵庫や冷凍庫に残っているものを順番に消費していき、それがなくなってきたら、レトルト食品や缶詰などの備蓄品を食べていけば、家族で一週間を乗り切ることができると思われます。
問題は、食料よりもトイレです。建物は大丈夫でも、上下水道が途中で破断していたら、水洗トイレは使えません。ぜひとも、備蓄品の中に非常用トイレを準備しておいてください。
【参考情報】
・データから読む「非常用食料より大事な"トイレ"」
・企業やご家庭の備蓄に災害対策用備蓄品「しのげール」
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰
大地震に備えた対策(上位5項目)
(防災に関する世論調査、
2013.12.調査、内閣府)
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