ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 人々が興奮するおばけカボチャの夜
今週末はハロウィン。街中では、ハロウィンの代表的なキャラクターである「おばけカボチャ」を模したオーナメントを見ることが多くなりました。ハロウィンは、ヨーロッパに住んでいたケルト人の風習が、キリスト教と融合して始まったお祭りです。それが、今では宗教色も薄まり、この季節を代表するイベントになりました。
ハロウィンは、元々、日本ではあまり知られていなかったのですが、テーマパークで行われるイベントがきっかけとなって広まり、今では、ハロウィンをモチーフとした商店街のキャンペーンなどで、日本中で知られるようになっています。
ハロウィンの夜は、特に子ども達にとっては、仮装して「トリック・オア・トリート」のかけ声とともに家々を回ってお菓子をもらえる「特別な夜」。楽しい思い出の日となっているのですが、この日は、世界的に、ハロウィンのイベントをきっかけとした多くの事件が起きていることから注意が必要です。
これは、仮装をした多くの人が集まるという「非日常性」により、人々の心理が通常とは異なる状態になることと関係しているものと思います。このような状況に置かれた人々は、群集になることにより、興奮しやすくなり、普通では考えられない行動をすることが知られています。
ハロウィンの夜は、警察も警備を強化しなればならない日として警戒しているようです。このことを頭に置き、十分に注意しながら楽しむ夜にしていただければと思います。
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