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1982年 日本初の救急通報システム「マイドクター」を開発
1982年11月、ホームセキュリティシステムのオプションとして開発したのが、日本初の救急通報システム「マイドクター」です。首からかけるペンダント式の救急通報ボタンで、無線方式なので住宅内であればどこからでも救急通報できます。救急時にボタンを軽く握るだけで、セコムに救急通報信号を送信できるので、ホームセキュリティのお客様には、「手元にあるだけで安心!」とご好評をいただいています。
当初、ホームセキュリティは、侵入、火災、非常通報、ガス漏れの4つの異常信号を受信し対応するサービスからスタートしました。しかし、高齢のお客様が急病時に非常通報ボタンで異常信号を送信される事例が増え、押し売り・強盗であれば駆けつけた緊急対処員が確認のうえ110 番通報を行いますが、急病の場合は119番が必要となります。
そこで、新たに救急通報ボタンを開発し、信号を分けることにしました。特に急を要する心疾患の場合は、苦しい時に胸元をつかむような手の動きになることから、首からかけるペンダント式にして、胸元で握るように救急通報ボタンを押せるようにしました。そして、1982年11月にホームセキュリティのオプションとして発売しました。
実際に、救急信号が入ると、コントロールセンターから確認のうえセコムの緊急対処員が駆けつけます。必要に応じてコントロールセンターから119番通報をしますが、お客様が救急車で搬送されて一命を取り留めるケースも数多く生まれており、大変喜ばれています。
1986年12月にはこの「マイドクター」を活用して、日本初の自治体向けの「高齢者向け緊急通報システム」を発売。これは全国の自治体に広がりこちらもご好評を博しています。またその後、「マイドクター」は、入浴中に病状が急変する場合があることから防水加工を施し、お風呂でもご利用いただけるようにしました。また、急病時にご自宅に駆けつける緊急対処員は現在、全員が応急処置できるように心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)の操作訓練も積んでいます。
これからも、いつでも、どこでも、だれでも、「困ったらセコム」と言っていただけるように、家庭や個人向けの新しいサービスを開発していきます。
(参考)
・"全体像"で理解する読み解くセコム50年の歩みはこちら
セコム株式会社
コーポレート広報部
日本初の救急通報システム
「マイドクター」
救急時もセコムが対応
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