ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 東京電力傘下の(株)アット東京の50%超の株式を取得、子会社化
国内No.1規模のデータセンターで「社会システム産業」の構築を加速
9月27日(木)、セコムは東京電力(株)の子会社である(株)アット東京の発行済普通株式の50%超取得し、アット東京をセコムのグループ会社にすることが、決定しました。
これにより、セコムグループは日本最大のデータセンターを保有することになり、「社会システム産業」の構築を目指すセコムグループの情報基盤を大きく強化することになります。
ニーズ高まる情報化社会の安全性に
セコムグループが応える
現在、行政や経済活動はもちろんのこと、個人の生活においても電子メールをはじめ、ネットショッピング、デジタルコンテンツ(電子書籍・音楽)の購入、ソーシャルネットワークによる情報発信など、情報通信技術の利用が拡大され、それらを取り巻く環境も大きく変化しています。また、企業においては災害時のBCP(事業継続計画)や機密情報漏えい対策に対するデータセンターの需要も高まりを見せています。
セコムは2000年から情報系グループ会社であるセコムトラストシステムズ(株)が「セキュアデータセンター」を開設。現在は複数地域にある、総延床面積約2万m2のデータセンターを持ち、物理的なセキュリティと情報のセキュリティを兼ね備えた高品質なデータセンターサービスを提供しています。特に東日本大震災後のデータセンターの需要は極めて高く、2013年には約7,000m2のデータセンターの開設を予定します。
一方アット東京は、規模・電源供給の安全性・セキュリティなどにおいて、国内最高水準を誇り、国内最大シェアの総延床面積20万m2超のデータセンターで、総延床面積20万m2超は国内最大規模です。
国内最大規模のデータセンター事業者に
今回、アット東京がセコムグループ入りすることにより、セコムグループは総延床面積約23万m2と、国内No.1規模のデータセンターを有することになります。今後は、情報の安全な管理だけでなく、各種サービスを提供する中枢機能のサービスセンターとしての役割を果たしていきます。そして、ますます進む情報社会のなかで、セキュリティ、災害・高齢化・環境対策の各分野で不可欠な高い付加価値と安全性を持つ新たなサービスの創出を行い、"ALL SECOM"で「社会システム産業」の展開を加速させていきます。
■セコムグループにおける今後の取り組み
(1)セコムグループは来秋に新たなデータセンターを開設予定
東日本大震災後のデータセンターの需要は極めて高く、2013年10月、新たに約7,000m2のデータセンターの開設を準備。
(2)日本最大のデータセンター事業者として高まる需要に対応
アット東京のグループ入りに伴い、セコムグループは総延床面積合計約23万m2、国内No.1規模のデータセンターを有することになり、「安全・安心」な社会のインフラを支える高度なセキュリティや情報通信サービスのセンター基盤として、お客様のニーズに応えていきます。
(3)サイバーセキュリティ事業などを本格展開
特に、国家的・社会的な問題として、早急な対応が求められているサイバー攻撃対策について、堅牢なデータセンターをサービス提供の重要拠点とし、サイバーセキュリティ事業を本格的に展開します。
(4)大規模災害時の首都復興機能の強化
セコムならびにアット東京のデータセンターは、耐震性に優れた堅牢な建物構造、多重化された電源供給、通信インフラといった特性を有しています。堅牢なデータセンターと、セコムグループの危機管理ノウハウやセキュリティ事業の中枢機能などを融合し、大規模災害時の首都復興に有効な体制の強化を促進していきます。
(5)関西地区でのデータセンター開設を推進
東日本大震災後のバックアップ・ニーズや南海トラフ地震への備えとして、これを機に関西地区での大規模データセンター開設に向けて準備を進めます。
(参考)
報道資料
「株式会社アット東京の50%超の株式を取得、子会社化、国内No.1(総延床面積23万m2)のデータセンター、情報基盤を強化
セコム株式会社
コーポレート広報部
セコムトラストシステムズ(株)が
運営する堅牢な「セキュアデータセンター」
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |