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木曜コラム セコム50年の歩み

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木曜コラム セコム50年の歩み

災害対策にも貢献する(株)パスコの衛星事業

「社会システム産業」とは、安全システムの普及を通じて構築してきた日本最大級の情報通信ネットワークをベースとして、社会にとって安心で、便利で、快適なサービス・システムを創造し、複合的・融合的に新しい社会システムとして提供する産業のことです。

  今回のコラムでは、「社会システム産業」の構築をめざすセコムグループにおいて、地理情報サービスのトップ企業、(株)パスコが提供する「衛星事業」についてご紹介します。

 パスコでは2005年に、ドイツ商用人工衛星「TerraSAR-X(テラサーエックス)」の撮影データの国内独占販売権と全世界への販売権を取得したことを皮切りに、本格的に衛星事業に参画しました。2012年6月からはフランスの高分解能光学衛星「Pleiades(プレアデス)」シリーズが加わり、現在、画像の取扱いが可能な人工衛星は15機に及んでいます。

 航空機によるデータ収集は、気象条件により撮影の可否が左右されるほか、日没までに撮影が限定されるなど、大きな制約があります。それに対して、たとえば「TerraSAR-X(テラサーエックス)」を使えば、雨や雲を透過するうえ、夜間も撮影できるなど、気象条件に左右されることがありません。さらに、航空機で撮影する場合と比較し広範囲を短期間に撮影できるなど、人工衛星を使用するメリットは多く、活用方法もさまざまです。

  そうした活用方法のひとつとして、パスコでは近年、衛星を使用した被災状況の把握やGIS(地理情報システム)を利用した防災支援を提供しています。人工衛星を使い災害が発生すると予測されている地域を予め撮影することで、災害発生時には迅速で正確な被災判読が行えるほか、2次災害を予防するためのデータの収集に役立ちます。また、GISに過去の災害情報や地域の高さ情報などを取り込み、お客様のデータと合わせて解析することで、お客様の防災計画策定に活用いただいております。

 実際、昨年3月に発生した東日本大震災では、発生直後から航空機とともに人工衛星を活用して広範囲に渡る被災地の情報収集にあたり、関係各機関へ情報提供するなど、被災地の状況を正確に把握するための支援を行いました。また、各種救援活動のサポートになるよう自社ホームページ上でも同様の情報を公開しました。

 パスコでは今後も、地理情報サービス事業の領域でセコムグループがめざす「社会システム産業」の一翼を担い、社会に「安全・安心」を提供していきます。

(参考)
(株)パスコ

セコム株式会社
コーポレート広報部

合成開口レーダー衛星「TerraSAR-X」(C)EADS Astrium

合成開口レーダー衛星
「TerraSAR-X」(C)EADS Astrium


「TerraSAR-X」撮影画像 (C)Infoterra GmbH, Distribution [PASCO]

「TerraSAR-X」撮影画像
(C)Infoterra GmbH, Distribution [PASCO]

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