ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > セキュリティでは情報をベースとしたアクションが大切 セキュリティショー所感
本年も3月6日から9日までの4日間、東京・有明の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で、日本で最も大きなセキュリティに関する展示会「セキュリティショー」が開催されました。
さまざまな防犯機器や設備が展示される中、セコムも、メーカーなどの他のブースとはひと味違った展示を行いました。新サービスや商品、技術の展示に留まらず、震災対応を始めとした「事故や災害に対応する姿勢」を示し、アクションの重要性をアピールしました。
情報をベースとしたアクションの重要性
セキュリティショーでは、今年も、防犯、防災、そして企業情報漏洩対策などの情報セキュリティの観点も含めて、カメラや出入管理システムなどの機器や設備を紹介する展示が多くなされていました。これに関して、過去のコラムでは、セキュリティショーを見た後の感想として「セキュリティを実現する演出家の必要性」について述べさせていただきましたが、今回は「セキュリティに関する情報をベースとした演出、そしてアクションの重要性」について考えてみたいと思います。
自らの生活を守る演出家、役者になるために
セキュリティをしっかり対策するには、あらかじめ作られたシナリオをきちんと実現する「演出家」や「役者」が欠かせません。
企業など組織の場合は、担当者をおくことで演出家として役割を果たすことができます。一方、個人の場合、自らの日々の生活を守るためには、私たち一人ひとりが自らの責任でその役割を務めなければなりません。私たち自身が、演出家、そしてその演出を実現する役者にならなければならないということです。そしてそのためには、大元となる情報、役者が適確に動くための大道具、小道具が欠かせません。
セコムのウェブサイトにある「役立つ生活情報サイト『セコム安心マガジン』」は、読者の皆さんに、個人の「安全・安心」に関する幅広い情報を提供しています。このコンテンツは、皆さんがセキュリティについて考える上で、演出に役立てていただくことを想定しています。
また、セコムが提案しているサービスや機器は、私たち自身が考えた演出に対して、適確に行動するための大道具、小道具となることでしょう。
ひと味違った展示を行ったセコム
セキュリティが確保された環境を実現するためには、さまざまな防犯・防災機器が役立つのは間違いありません。実際、その観点から、今回のセキュリティショーでも、多くの機器や設備の展示がなされていました。
しかし、本当の意味でセキュリティを実現するためには、「安全・安心」に関するさまざまな情報に基づいて、それらの機器を適確に運用していく姿勢が欠かせません。セキュリティに限らず、世の中全般について、情報に基づいた、機器の適確な導入と運用という側面が手薄になっているのではないかと思います。
セキュリティショーにおけるセコムの提案と姿勢は、来ていただいた方々に、他の展示とはひと味違った印象を残したのではないでしょうか。
(参考)
・安心豆知識「備えるためには情報が必要」(2010/12/27)
・安心豆知識「セキュリティを実現する演出家の必要性」(2010/3/15)
セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
甘利康文
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