ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > テロ対策セキュリティ商品の提供で高い評価を受ける「セコムシンガポール」
「社会システム産業」とは、安全システムの普及を通じて構築してきた日本最大級の情報ネットワークをベースとして、社会にとって安心で、便利で、快適なサービス・システムを創造し、複合的・融合的に新しい社会システムとして提供する産業のことです。
「社会システム産業」の構築をめざすセコムは、国内にとどまらず、現在18の国と地域で「安全・安心」を提供しています。今回のコラムでは、シンガポールのセコムシンガポール(株)についてご紹介します。
シンガポールは1965年の独立以来、政府の強力な外資導入を軸とした工業化、情報通信・メディア・バイオ分野での国内産業構造の高度化、そしてサービスのハブ機能強化を推進し、今や一人当たりのGDPで日本を抜くアジア一豊かな国際都市国家です。そのシンガポールに1992年、セコムとシンガポール警察共済会との合弁でセコムシンガポール鰍ェ設立されました。
セコムシンガポールでは、オンライン・セキュリティシステムのほか、出入管理マネジメントサービス、火災監視サービス、高感度煙感知システム、貸金庫サービスなど幅広いサービスを提供しています。
また、セコムの東南アジアグループで初めて指静脈、手のひら静脈、そして虹彩の生体認証技術を使った出入管理システムの販売や、出入管理システムの運用・管理業務を受託する出入管理マネジメントサービスを立ち上げ、他社とは違うユニークなサービスとして大きな成果をあげています。
さらに、特色のある提供サービスとしてあげられるのが、国家プロジェクトに関連したホームランドセキュリティ(国家安全保障:テロ対策関連)です。
シンガポールは、多民族・他宗教国家で人口が急増していながら、犯罪発生件数はほぼ横ばい、すなわち犯罪発生率は低下していることで知られており、現在までテロ事件の発生はありません。その背景として、貧富の差が小さく人種差別意識が低いこと、法規制が厳しく賄賂などを許さないクリーンな社会であること、そして警察官僚も含む公務員の質が高く、官僚腐敗防止のため公務員に高給を支給するなどして優秀な人材を確保していることが挙げられます。
しかし、観光客が多く訪れるだけでなく、地域の運輸・交通の中継地点として、世界各地から多くの人や物が常に行き交う世界有数のハブ拠点の一つとなっているため、その中にまぎれて国際テロ組織のメンバーが潜入し、テロ活動を行う可能性は否定できません。そのため、ホームランドセキュリティは国家プロジェクトとして取り組まれています。
そうした中、セコムシンガポールは携帯放射線感知器や放射能汚染防護スーツ、対処用ヘルメットなどテロ対策商品を公的機関に提供し、間接的にシンガポールの治安維持に貢献しています。
シンガポールにおいても浸透が進むセコムブランド。今後もセコムならではの高品質なセキュリティサービスを提供することで、シンガポールにも「安全・安心」を提供していきます。
(参考)
・セコムシンガポール
セコム株式会社
コーポレート広報部
セコムシンガポールの緊急対処員と
緊急対処用車両
セコムシンガポールの仲間
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