ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 地域を守るパトロール「世田谷SPセンター」
東京・八幡山の某所から黒と白のツートンカラーで、青色灯を上部につけた車両が次々に出発していきます。 パトカーに似た車両の側面には、「世田谷区安全安心パトロール」と大きく書かれています。セコムの世田谷SPセンターが行っている「安全安心パトロール」です。
今回は、世田谷SPセンターを訪ね、前川繁美センター長にお話を聞きました。
Q世田谷SPセンターについて教えてください。
2007年4月から、世田谷区から委託を受け、業務がスタートしました。主な業務は、世田谷区内の公道や公園などを、 セコムの社名が入った車両で24時間365日のパトロールを行う業務です。世田谷区の防犯に役立つことが大きな目的です。
Qパトロールについて気をつけていることを教えてください。
まずは、車両運転です。区民の「安全・安心」を守る私たちが、交通事故を起こせません。安全運転については、地域の模範に なるように努めています。また区民の方への挨拶の励行は、声がけを多くすることで、不審者へのけん制になるとも思っています。
震災後は節電のため、特に道路が薄暗くなっており、犯罪が起こりやすい状況にもなっていますので、注意してパトロールをするようにしています。
Q貢献事例などはありますか。
地域に密着している業務ですので、区民の皆さまからさまざまな声をいただくことが多くあります。幸いなことに、貢献事例も多く出ています。
世田谷区内では、「オレオレ詐欺が多く発生しており、パトロールカーから、オレオレ詐欺に注意してください」という趣旨のアナウンスを多く流すようにしました。
そのような時に、ある年配の女性から「銀行でお金を振り込もうとしていた時にアナウンスを思い出し、調べてみたら本当に詐欺だとわかり、被害に遭わずにすみました」というお礼の電話がありました。地域に密着した業務であるからこそなし得た一例だと思っています。
Q今後の抱負をお願いします。
2008年4月からは港区でも同様のパトロールをスタートしています。今後も区民の皆さんから信頼していただけるよう、業務の質を高めていきたいと思います。
区民から愛されるSPセンターをめざし、いつも感謝の言葉を忘れずに、世田谷区・港区の「安全・安心」のため、高品質なパトロール業務を行っていきます。
(参考)
・"全体像"で理解する現場レポート
セコム株式会社
コーポレート広報部
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