ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 新社会人の心得 銀行口座やクレジットカードの管理
東日本大震災の復旧が懸命になされている中ですが、もう桜の季節となりました。新生活のスタートを切ったフレッシュマンの初々しい姿が、新たな希望と新生を感じさせる存在になっています。今回は、この新社会人の皆さんへの安心豆知識です。
・新社会人は金融機関にひっぱりだこ
社会人になって、まず行うことのひとつに、給与振り込みのための口座の開設があります。金融機関側も、給与振り込み口座を開設してもらうことで、会社人生が続く間、お客様になっていただける可能性が高いことから、新社会人の皆さん向けのいろいろなサービスを開発し、新規顧客の獲得を競っています。
クレジットカード会社も同様に、いろいろなキャンペーンを展開し、加入の呼びかけを行っています。最近は学生のうちからクレジットカードを持っている人もいるようですが、きちんとした収入が入る身になった新社会人の皆さんは、クレジットカード会社にとっても有望な新規顧客になり得ます。
社会人にとって、銀行口座は給与振り込みや各種支払いのために不可欠な存在です。クレジットカードも、現金を持たずに支払いの決済ができるため便利なものです。
・不用意に数を増やさない
一方、これらのサービスへの加入には一定の注意が必要です。通帳やキャッシュカード、クレジットカードは、不用意に数を増やしてしまうと管理が行き届かなくなり、盗まれたり、不正使用されたりした場合でも気づきにくくなります。必要以上に数を増やしてしまうと管理が難しくなるということです。
・緊急連絡用メモを作るのも忘れずに
金融機関の口座やクレジットカードは、カードの紛失や盗難などのさいに、すぐに凍結できるように、口座やカードの番号、それにカード発行元の緊急連絡先のメモを作り、カードとは別のところにしまっておきましょう。携帯電話に緊急連絡先を登録しておくことも有効です。金融機関やクレジットカード会社の緊急連絡先は、通常24時間365日受け付けています。
・自らの「お財布」管理と同じ
新社会人に限らず、現代の日本で生活する私たちにとっては、銀行やクレジットカード会社が提供している各種決済サービスは、各種のお金の支払いに不可欠な存在です。お金に触れずに、金銭の出し入れができる便利な「お財布」とも言えます。しかし、お財布だからこそ、その扱いには十分に気をつける必要があるのです。
お金の管理は社会人の基本です。最初だからこそ、しっかり備え、有意義な社会人生活を送りましょう。
(参考)
・安心豆知識「銀行口座すぐに止められますか?」(2009/6/15)
・カード・通帳・印鑑をなくされたときの連絡先(全国銀行協会)
・お客様からのご相談について(日本クレジットカード協会)
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