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このたびの東日本大震災において、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、甚大な被害にあわれた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
筆者にもまだ連絡がとれない親戚や友人がいますが、被災地の目をおおいたくなるような惨状には言葉を失います。一人でも多くの方の命が助かり、被災地の方々が、一日でも早く平穏な日々を過ごせるよう祈念してやみません。
今回の地震では、個人が発信できるメディア(メールやウェブサイト上の掲示板、ツイッターなど)で、誤った情報が流れているようです。これらのメディアや口コミなどで情報を得た場合は、報道や、公のウェブサイトなど信頼できる情報源で確認し、惑わされないようにすることが大切です。
誤った情報は、「一人でも多くの人に知らせてください」などと書かれたチェーンメールで送られてくることも多いため、注意してください。悪気はなくても、誤った情報のチェーンメールを家族、友人などに転送することは、いたずらに不安感をあおることに加え、通信インフラに負荷をかけ、重要な情報のやり取りに支障が生じることにもつながりかねません。
今回、直接被災されなかった方が、すぐにできる貢献は「節電」です。昼間は照明を使わず外光を積極的に取り入れる、夜間はできるだけ一部屋で過ごし無人の場所を消灯する、照明の明るさをすこし絞るなどの対策も、多くの人で行えば、直接被災された方々の助けとなります。
私たち一人ひとりの力が求められているのではないかと思います。できるところから皆で力を合わせましょう。どこに住んでいるかに関わらず、私たち日本に住む人々の総力が必要な時です。
千年に一度とも聞く大災害です。どうか一人でも多くの方の命が救われますように、そして被災された多くの方々が再び力を取り戻し、立ち上がれる時が訪れますように心からお祈り申しあげます。
セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
甘利康文
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