ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 「セコム無線画像伝送システム」を販売開始
4月20日(火)、セコムは無線動画像による遠隔確認システム「セコム無線画像伝送システム」の発売を開始しました。このシステムは、映像や音声の伝達に携帯電話網を利用します。このため、Webカメラのようにインターネットやパソコンを必要とせず、離れた場所から携帯電話のテレビ電話機能を使い、映像と音声で現地の状況確認ができます。
システムの構成は極めてシンプルです。監視カメラと記録装置(レコーダー)、通信ユニットを設置するだけで、離れて生活する親の一人暮らしや自宅のペット、車両の事故やトラブル、公園や河川といった公共施設などの状態をリアルタイムに動画像で確認できます。
特に車両への搭載としては、日本初のリアルタイム動画像による遠隔確認システムとなります。近年、タクシー内での乗客による運転手への暴行、タクシー強盗といった事件が後を絶ちません。また、これまでのドライブレコーダーは、画像を記録し、事後に原因究明として使うものであったため、事故発生直後の状態をリアルタイムに知ることはできませんでしたが、今回の「セコム無線画像伝送システム」は、事故発生直後、あるいは運転手が乗客とのトラブルで不安を感じた際に通知ボタンを押すことで自動的に通知メールが管理者に送られます。そして管理者は事故発生前20秒、発生後10秒の記録動画像と、リアルタイムの動画像を確認することが可能となりました。
また、高齢化や核家族化が進む現在、遠く離れて暮らす一人暮らしの親の状態を知りたいというような切実な要望も増えています。「セコム無線画像伝送システム」は、大幅な工事や複雑な設定、インターネット回線の敷設が不要です。今後、ご家庭やビジネスのさまざまなシーンで利用されることで、社会の不安解消に貢献することが期待されます。
●参考
セコム無線画像伝送システム(個人向け)
セコム無線画像伝送システム(法人向け)
セコム株式会社
コーポレート広報部
車両の非常事態をリアルタイムに確認
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |