セコムは、お客様の複数の施設に設置した監視カメラ画像を、お客様側に置く１カ所の「お客様画像センター」に集約することで、すべての監視画像を集中記録・保管（アーカイブ）する「セコム画像アーカイブシステム」を発売しました。

　日本の犯罪発生状況は、2002年をピークに減少しているものの、いわゆる体感治安は悪化しているとも言われ、社会生活における不安感は増しています。そうした中、監視画像を記録・保管できる監視カメラは、犯罪発生時、犯人検挙の重要な手がかりとしなることや犯罪抑止にもつながることから、その役割は高まり、設置場所はさまざまな施設やスペースに広がり、設置台数も急速に増えています。

　これまで多くの店舗や事務所をお持ちの企業では、画像の記録・保管にはそれぞれの場所に記録装置を設置する必要がありました。そうした企業では、イントラネットなどの社内ネットワークを有効利用することで、画像の記録・保管も一元管理できれば、セキュリティ機能も高度化し、大幅な効率化を図れるというご要望がありました。

　そこでセコムでは、これまで長年培ってきたセキュリティのノウハウと最新のＩＴ技術を駆使し、多くの施設に設置した監視カメラの画像を、１カ所に集約することで、すべての画像を集中記録・保管（アーカイブ）できる「セコム画像アーカイブシステム」の販売を開始することになりました。

「セコム画像アーカイブシステム」は、多数の店舗などをお持ちのお客様が、ぞれぞれの店舗に設置された監視カメラの映像を一元的に監視するばかりではなく、お客様のイントラネットを有効利用して、たとえば本社の管理部門などで一元的に集中記録・保管することが可能になります。従来のシステムで発生していた運用面やコスト面、設置スペースなどのさまざまな問題も一気に解決する画期的な商品です。

　このサービスはその利用により、さまざまな社会不安に対応するとともに、お客様のセキュリティの高度化や効率化といったニーズを的確に満たすことができる商品です。セコムは、「セコム画像アーカイブシステム」を広くご提案し、普及していくことで、安全で安心な社会の実現に向け貢献していきます。


セコム株式会社
コーポレート広報部