ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 日本は英国の6倍は安全な国
早いもので、今年も残り1カ月となりました。そろそろ、年末年始の旅行の計画を立てていらっしゃる方も多いかと思います。昨年来の不景気で、あまり遠出は考えていない、という声も聞こえてきそうですが、たまには家族で息抜きもいいかもしれません。
海外旅行を検討されている方は、その国の治安情報にも注意していただきたいと思います。昨今の日本の治安状況を見ると、犯罪が多いように感じている方も少なくないと思いますが、依然として日本は治安の良い国であることに違いはないのです。
単位人口あたりの主要な犯罪の発生件数を見ると、2008年の統計では、アメリカは日本の2.5倍、フランスは4倍、ドイツは5倍、イギリスは6倍の犯罪が起こっているのです。荷物を置いたまま離れたり、財布をズボンのポケットに突っ込んだまま歩いたり、暗くなってから人の気配のない路地裏に行ったり、といった犯罪者を呼び寄せるような行動は絶対にしないことです。上記の国以外には、さらに治安の悪いところもあります。外務省の海外安全ホームページなどを参考に、その国の情報をしっかりと入手してから空港に向かいましょう。
日本とは治安のレベルが異なる国にいるということを意識して旅行をしていただくことが大事かと思われます。日本国内を旅行する時よりも気を引き締めて行動することが肝要と言えるでしょう。
また、新型インフルエンザが全世界で蔓延している現状を鑑み、感染症の情報にも留意してください。国立感染症研究所の感染症情報センターや、各国の日本大使館のWebサイトで最新の情報を見ておきましょう。地域によっては、鳥インフルエンザの感染の可能性も依然として残されています。こちらの感染症の対策については、日本国内とは別ではなく、いつも通りに手洗いなどの励行を怠りないようにしましょう。
(参考)
外務省 海外安全ホームページ
国立感染症研究所 感染症情報センター
セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰
単位人口あたりの主要な犯罪の発生件数
(各国の統計書から)
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