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約3割の泥棒がスーツ姿

 人目につくことを嫌う泥棒は、格好にも気をつかいます。マンガに出てくるように、ほっかむりをして、唐草模様の風呂敷をかついでいる泥棒は、まず間違いなく存在しません。見るからにあやしい格好をした風体ではないということです。できることならばハリーポッターの映画に出てくるような"透明マント"を使いたいと思っているに違いないのです。

 しかしながら、現実にはそのようなマントはいまだ実用化されていませんので、なるべく目立たない格好で仕事をしているわけです。では、どのような格好でやってくるのでしょうか。

 真夏の暑い時期に、厚手のコートを着込んで歩いている人がいたとしたらどうでしょう。とても目立つはずです。また、お葬式に派手な色の服を着ていったらどうなるでしょうか。目立つと同時に別の意味で白い目で見られそうです。つまり、その環境や周囲の状況に見合わない姿というのは、非常に目立つということです。泥棒も同じように、目立たない格好を好みます。

 警視庁生活安全課の調べによると、スーツ姿の泥棒が多いようです。住宅街を歩いていても、ちょっと見ただけでは目立たないでしょう。2009年7月8日の「6%の泥棒が留守の確認に行うこと」で書いたように、留守の確認のためにインターホンを押す姿をご近所さんに見られたとしても、「○○の営業に参りました」とか「△△の件で参りました」などと返答しておけば、言い訳ができるというものです。

 また、ジャージや作業着であれば、何かの修理業者になりすますこともできます。先に書いたように、お葬式に明るい色の服を着ていくと目立ちますが、反対にそれ相応の黒服を着て紛れ込み、関係者をよそおって香典を盗み出すという手口もあります。つまり、周りの環境に溶け込むような格好をすることで、"透明マント"をかぶっているのです。

 しかしながら、多くの泥棒は、塀をよじ登ったり、逃走するときに走ったりするのに都合のよい、状況に見合った靴を選んでいるはずです。つまり、きちっとした革靴を履いていることは稀といえます。スーツにスニーカーというアンバランスな格好をしている人を見かけたら要注意かもしれません。

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田 宏彰

泥棒の格好(警視庁調べ)

泥棒の格好(警視庁調べ)

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